熊本地震で打撃を受けた九州地方の観光復興に向け、各地の旅館・ホテルが独自の復興支援・応援プランを打ち出している。
スーパーホテル(大阪市)は8月24日から、熊本県在住の65歳以上を対象に、九州エリアで展開する16施設を無料で宿泊できるプランを販売開始した。避難生活の長期化に伴う高齢者の睡眠課題や健康2次被害の予防をサポートする。
最大7泊まで連泊できるほか、複数店舗に分けての利用も可能。地震の影響で営業休止中の「スーパーホテル熊本・八代」は対象外。
2020年に発生した豪雨災害の復興支援など、熊本県への継続的な支援を行うホテルニューオータニ博多(福岡市)は8月20日から、同県への訪問者や熊本から帰る人を対象に復興支援宿泊プランを販売している。売り上げの一部を寄付するほか、同県への訪問が確認できる利用者には「くまモン」のグッズを進呈する。
会員制リゾート事業を手掛けるリロバケーションズは、全国のリロホテルズ&リゾーツ全施設で熊本応援プランを発売中で、1人につき200円を寄付する。今後は一部施設でくまモングッズを販売し、売り上げの全額を寄付する取り組みも実施する予定だ。
近隣施設への宿泊を通じて応援を求める動きもある。鹿児島県の公式観光サイト「かごしまの旅」では、県内や近隣県の在住者に向けに、旅館・ホテルが提供する九州応援プランや関連キャンペーンを一覧で紹介。「こういう時だからこそ、観光地への訪問や旅行が事業者を力強く支える後押しになる」と来訪を呼び掛けている。




