講義で登壇する温泉家の北出恭子氏
別府溝部学園短期大学(大分県別府市)は4日から7日までの4日間、一般公開講座「温泉学」を開講した。同学食物栄養学科温泉・観光コース(旧温泉コンシェルジュコース)の正規授業を一般にも公開するもので、コース開設以来毎年実施している。今年は地元別府市民を中心に、島根県など県外からも受講者が参加し、約30人が温泉を学術的に学んだ。12コマ以上受講した参加者には「温泉学修了証」と「別府八湯アンバサダー認定証」が交付される。
講座では、温泉の魅力や活用法を地質学や医学、観光学など多様な視点から体系的に学んだ。竹村惠二・別府温泉地球博物館理事長(京都大学名誉教授)、斉藤雅樹・東海大学教授、北出恭子・温泉家、柴田智郎・福岡大学教授、秋吉貴太・大分県産業科学技術センター主任研究員、石川理夫・日本温泉地域学会会長ら各分野の専門家が講師を務めた。
共催する別府温泉地球博物館の幸準一朗常務理事は、「温泉は気持ち良いだけでなく、非常に奥深い存在である。多面的、学術的に学ぶことで温泉の価値を高め、市民自らが別府八湯の魅力を発信できる人材を育てたい」と講座の狙いを語った。
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