石川県は、2024年に発生した能登半島地震や奥能登豪雨からの復興に向け、能登エリアでの宿泊施設の新設、増設を促進する「能登宿泊業復興投資補助金」を創設した。補助率は20%で最大5億円を支援。県と9市町が連携し、県内外の宿泊事業者の投資を呼び込むことで観光を通じた能登の復興を推し進める。
補助金制度は今年6月に創設された。「石川県創造的復興プラン」の計画期間に合わせ、補助金制度の期間は2032年度末(33年3月)まで。
新設・増設する旅館・ホテルなどの立地は、七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、宝達清水町、中能登町、穴水町、能登町の9市町であることが条件。要件は投資額が2億円以上、客室数が5室以上。支援対象の経費は、土地・建物・償却資産の取得費、建物の改修費、リース料、土地・建物の賃借料(3年間)、事務機器などの取得費、通信回線料(3年間)など。
補助金計算式は、投資額×補助率。加えて雇用加算として、県外からの常時雇用者数×50万円。ただし、補助金の申請には、立地する市町の推薦、立地する市町の支援(補助金、税制優遇、適地あっせんなど)を受ける見込みが必須となる。
能登地域では、地震以降、長期休業や廃業を迫られる宿泊施設があり、観光客や復旧・復興事業者の宿泊受け入れが追いつかない状況があるとして、県と市町が一体で、宿泊施設の整備を促すことにした。
問い合わせは、石川県産業立地課電話076(225)1517。または9市町の担当課まで。





