東京国立博物館(館長:藤原誠、所在地:東京都台東区)は8月5日、館内の飲食施設3店舗をリニューアルすると発表した。
8月28日(金)に2店舗が先行オープンし、9月30日(水)には鮨会席の専門店が法隆寺宝物館1階に開業予定だ。3店舗すべての運営をオークス株式会社(富山県富山市中島4-2-14)が担う。
リニューアルにあたり、同館はアンバサダーである行正り香氏(空間デザイナー・料理研究家)の監修を受けた。同館は今回のリニューアルの狙いについて、「レストランを飲食の場にとどめることなく、展示鑑賞体験をより豊かにする空間として整備する」と説明している。

「観覧の余韻を感じる場所」——THE RESTAURANT 東京国立博物館
8月28日にオープンする「THE RESTAURANT 東京国立博物館」は、東洋館別棟1階に位置する。
コンセプトは「観覧の余韻を感じる場所」。余白の美と品格を大切にした「シンプルで洗練された和モダンの空間」で、東博御膳や薬味冷やしうどん、上質な和食・洋食を提供する。
メニュー例(いずれも税込)は次のとおり。
- 東博御膳 3,800円
- 東博カツサンド 1,500円
- 薬味冷やしうどん 1,500円
座席数は店内94席、テラス44席で、全席禁煙。営業時間は10時30分から17時まで(フードL.O. 16時、ドリンクL.O. 16時30分)。金曜・土曜の夜間開館日は20時まで延長し(フードL.O. 19時、ドリンクL.O. 19時30分)、翌月曜日が祝日・休日の場合は日曜日も20時まで営業する。定休日は月曜(博物館開館日に準ずる)。
予約はレストラン公式ウェブサイト(予約システム:TableCheck)または電話(03-5832-9622)で受け付ける。入館には当日の入館料が必要だが、高校生以下・18歳未満・70歳以上の方、障害者および介護者、キャンパスメンバーズ会員等は入館料無料。決済方法は現金、クレジット、交通系IC、QR決済等に対応する。
豊かな緑に囲まれたテラス——ガーデンカフェ
同じく8月28日、「THE RESTAURANT 東京国立博物館」の前に「ガーデンカフェ」がオープンする。
テラス席とテイクアウトを中心に、カフェメニューや軽食、スパークリングワインを提供。「豊かな緑と歴史ある建築に囲まれた開放的な空間」での利用を想定している。
メニュー例(いずれも税込)は次のとおり。
- トリュフ風味のフライドポテト 700円
- ソフトクリーム~ピュアホワイトフェリーナ~ 600円
営業時間は9時30分から17時まで。夜間開館日は10時30分から20時まで(翌月曜日が祝日・休日の場合は日曜日も20時まで)。予約不要、電話番号なし。定休日は月曜(博物館開館日に準ずる)。入館料の扱いはTHE RESTAURANTと同様で、決済方法も同じく現金、クレジット、交通系IC、QR決済等に対応する。
「匠の寿司と旬の食」——鮨会席 おく乃、コースは3万5000円
3店舗の中でも最も格調高い位置づけとなるのが、法隆寺宝物館1階に開業予定の「鮨会席 おく乃」だ。オープン予定日は2026年9月30日(水)だが、変更となる場合があるとしており、最新情報はレストラン公式ウェブサイトで確認が必要だ。
コンセプトは「博物館の奥に佇む上質な和空間。匠の寿司と旬の食」。産地直送の食材や旬の味覚を取り入れた季節ごとの会席料理に、職人が握る寿司を組み合わせたコース料理を中心に提供する。
メニュー例として、鮨会席コース(料理長のおまかせコース)が税込3万5000円で提供される。
座席はカウンター8席、個室1室(8席)の計16席。全席禁煙。
営業時間は昼の部が11時から14時(フードL.O. 13時、ドリンクL.O. 13時30分)、夜の部が17時から22時(フードL.O. 21時、ドリンクL.O. 21時30分)。ただし、17時以降は予約がない場合は営業しない。
夜間開館日(金曜・土曜、翌月曜日が祝日・休日の場合は日曜日を含む)は、20時までは通常どおり博物館を利用できる。20時以降の利用方法についてはレストラン公式ウェブサイトで案内するとしている。
定休日は月曜(博物館開館日に準ずる)。電話番号は03-5834-8277。決済方法は現金、クレジット、交通系IC、QR決済等。予約方法および入館方法の詳細は昼の部・夜の部で異なり、決定次第レストラン公式ウェブサイトで案内される。
3店舗共通の公式ウェブサイト
3店舗すべての情報はレストラン公式ウェブサイト(https://tnm-restaurant.jp)で案内している。営業日、営業時間、提供メニュー等は変更となる場合があるため、来館前に最新情報を確認することが推奨されている。
東京国立博物館は2022年に創立150年を迎えた、日本で最も長い歴史を持つ博物館だ。日本を中心に広くアジア諸地域にわたる約12万件の有形文化財を収蔵し、それらの魅力を世界に発信するとともに、大切に守り未来へと継承する使命を担っている。今回のリニューアルも、「国内外の多様な来館者の満足度向上」を目指した取り組みの一環と位置づけられている。





