日本航空(JAL)は7月31日、JALグループ各社の2026年度お盆期間(2026年8月7日〜8月16日)におけるご予約状況を取りまとめ、発表した。
国内線の予約率は77.0%。方面別では北海道・沖縄が前年を大きく上回る予約数で推移しており、「特に好調」とJALは説明している。国際線では予約率75.2%を記録。ハワイ・グアム方面に限っては前年を上回る予約率となっている。
国内線 予約数は前年並み、ピークは8月11日
国内線(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC各社合計)の提供座席数は1,328,230席で前年比100.5%。総予約数は1,022,065人で前年比99.6%。予約率は77.0%で、前年同時点(77.7%)と比べると▲0.7ポイントとなった。
ピーク日について、JALは「上り・下りともにピークは8月11日で、高い予約率となっています」と発表している。
日別の予約率(下り)では、8月11日(火)が86.5%と突出して高く、8月12日(水)の82.5%、8月8日(土)の80.7%、8月7日(金)の79.9%がこれに続く。
上り方向の予約率も、8月11日(火)の81.4%が最高値。8月12日(水)の78.3%、8月16日(日)の76.7%、8月15日(土)の76.0%と続いている。
会社別の内訳は以下の通り。
- JAL便(JAL/J-AIR/JAC/HAC/JTA運航):提供座席数1,199,335席(前年比101.3%)、総予約数927,978人(前年比100.0%)
- JTA便(日本トランスオーシャン航空):提供座席数108,897席(前年比92.4%)、総予約数83,893人(前年比95.0%)
- RAC便(琉球エアーコミューター):提供座席数19,998席(前年比100.0%)、総予約数10,194人(前年比104.9%)
RAC便は提供座席数が前年と同水準ながら、総予約数は前年比104.9%と伸びており、予約率51.0%(前年48.6%)を記録した。
方面別では北海道・沖縄が前年超え
国内線の方面別予約状況では、北海道方面と沖縄方面が前年を大きく上回る予約数を記録している。
北海道方面の提供座席数は305,159席(前年比106.4%)、総予約数は249,502人(前年比112.3%)、予約率は81.8%。前年比で提供座席数・予約数ともに大幅な増加となった。
沖縄方面の提供座席数は260,775席(前年比99.1%)、総予約数は208,821人(前年比101.8%)、予約率は80.1%。提供座席数がわずかに前年を下回る中でも予約数は前年を超えており、堅調な需要を示している。
一方、前年比で予約数が落ち込んでいる方面もある。
東北・北陸方面は提供座席数109,574席(前年比94.7%)、総予約数83,457人(前年比91.4%)、予約率76.2%。中国・四国方面は提供座席数184,221席(前年比99.6%)、総予約数130,693人(前年比88.8%)、予約率70.9%。関西方面は提供座席数113,486席(前年比97.4%)、総予約数79,364人(前年比97.3%)、予約率69.9%。九州方面は提供座席数355,015席(前年比100.2%)、総予約数270,228人(前年比96.9%)、予約率76.1%となっている。
国際線 予約率75.2%、ハワイ・グアムは健闘
国際線(JAL、JTA)の提供座席数は257,257席で前年比98.2%。総予約数は193,515人で前年比89.5%。予約率は75.2%で、前年同時点(82.5%)と比べると▲7.3ポイントとなった。
日本出発のピーク日は8月8日(土)、日本到着のピーク日は8月15日(土)。
日別の予約率(日本発)では、8月8日(土)が92.6%で最高値。8月7日(金)の88.7%、8月9日(日)の87.0%と続き、お盆前半に出発が集中する傾向が読み取れる。
日本着の予約率では、8月15日(土)が85.9%で最高値。8月16日(日)の82.6%、8月14日(金)の79.1%が続く。帰国のピークはお盆期間の後半に集中している。
JALは「方面別の予約数ではいずれも前年を下回るものの、ハワイ・グアム方面において、前年を上回る予約率で推移しております」と述べている。
国際線 方面別ではハワイ・グアムが予約率86.2%でトップ
国際線の方面別(日本発着合計)の詳細は以下の通り。
- 北米:提供座席数60,708席(前年比98.6%)、総予約数45,617人(前年比90.3%)、予約率75.1%
- 欧州・中東:提供座席数21,134席(前年比83.9%)、総予約数17,079人(前年比74.5%)、予約率80.8%
- 東南アジア・オセアニア:提供座席数74,995席(前年比101.6%)、総予約数53,153人(前年比87.2%)、予約率70.9%
- 東アジア:提供座席数73,340席(前年比102.4%)、総予約数54,324人(前年比95.5%)、予約率74.1%
- ハワイ・グアム:提供座席数27,080席(前年比91.2%)、総予約数23,342人(前年比93.8%)、予約率86.2%
ハワイ・グアム方面は提供座席数・予約数ともに前年を下回っているものの、予約率86.2%は全方面の中で最も高い水準。欧州・中東方面の80.8%がこれに続く。
欧州・中東方面は提供座席数が前年比83.9%と大幅に縮小している中、予約数の前年比は74.5%にとどまっている。東南アジア・オセアニア方面は提供座席数が前年比101.6%と唯一前年を超えているが、予約数は前年比87.2%と伸び悩んでいる。
臨時便・チャーター便の運航計画
臨時便・チャーター便については、国内線・国際線ともに2026年のお盆期間は運航予定なし。
前年(2025年)の同期間においては、国内線でJAL便が羽田=山形線2便、JTA便が関西=那覇線20便・中部=那覇線20便・福岡=那覇線14便の合計54便、国際線では成田=ホノルル線14便が運航実績として記録されている。RAC便については前年も臨時便・チャーター便の運航実績はない。
今回の発表は、2025年8月7日〜8月16日を対象とした2025年7月31日時点の数字との比較に基づいており、各数値にはJALグループ運航分のうち他社による販売分を含んでいる(他社運航便のコードシェアによる自社販売分を除く)。




