星野リゾートは6月30日、神奈川県箱根にある強羅温泉に新たな施設を2028年に開業すると発表した。同社による箱根強羅エリア初の新築分譲ホテルコンドミニアムとして販売を開始する。客室数は23室のみ。「外輪山へと視線が抜ける傾斜地」に佇む施設で、プライベートに特化した滞在空間を提供する。

箱根強羅エリア初の新築分譲ホテルコンドミニアム
星野リゾートは「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」「LUCY(ルーシー)」の6つのブランドを中心に国内外に施設を展開している。国内74施設、海外5施設の計79施設を運営する同社が、今回新たに選んだのは箱根山の火山活動が生んだ複雑な地形の中に位置する強羅だ。
同社はこれまで箱根エリアで「界 箱根」「界 仙石原」を展開してきたが、今回の施設は箱根強羅エリアでは初の新築分譲ホテルコンドミニアムという新たな形態を採用する。「多様化する現代の滞在ニーズに応える新たな選択肢を提案する」としている。
施設が立地するのは、神山と早雲山の裾野に広がる強羅の高台。「森と沢を抱え込む高台の最前席、外輪山へと視線が抜ける傾斜地に佇んでいる」とされる絶景の地だ。喧噪から離れた箱根の奥座敷ともいえるこのエリアで、箱根の山並みを眺める滞在体験を実現することを目指している。
「数寄者や粋人に深く愛された」強羅の歴史
強羅は、明治の頃から温泉付きの高級別荘地として開発が進められてきた地だ。「数寄者や粋人と呼ばれた人たちに深く愛された」歴史を持ち、一般的な別荘地とはやや趣を異にした、文化の香るエリアとして発展を遂げてきた。
また、箱根強羅は地下に潜在カルデラがあるといわれており、大地のエネルギーを感じる温泉地でもある。さらに都心からの距離感も魅力の一つで、車でわずか約70分というアクセスのよさが、思い立ったらすぐに訪れられる気軽さを生んでいる。雄大な自然スポットや名所を身近なものにするこの地には、「訪れる喜びと籠る贅沢が共存している」と同社は表現する。
当施設は、そんな強羅エリアの中でも美しい外輪山の山並みを借景とした立地に建設が進められており、「理想の滞在を実現することを目指している」という。
計画の概要
施設の建設は2025年11月25日に着工している。設計は株式会社NAP建築設計事務所が担当し、施工は佐藤工業株式会社 東京支店が行う。竣工は2027年冬を予定しており、その後2028年の開業を目指す。
所在地は神奈川県足柄下郡箱根町木賀1308-11。建物は地下1階・地上4階建てで、客室数は23室。宿泊料金については現時点で未定とされている。
計画の詳細は以下の通りだ。
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客室:23室
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階数:地下1階 地上4階
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設計者:株式会社NAP建築設計事務所
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施工者:佐藤工業株式会社 東京支店
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着工:2025年11月25日
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竣工:2027年冬(予定)
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開業:2028年(予定)
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所在地:神奈川県足柄下郡箱根町木賀1308-11
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宿泊料金:未定
星野リゾートの箱根での展開
星野リゾートは日本屈指の温泉郷として国内外から絶大な人気を誇る箱根において、豊かな自然と歴史、多彩な文化が融合した同エリアの魅力を活かした滞在を提案し続けてきた。「界 箱根」「界 仙石原」に続く今回の新施設は、ホテルコンドミニアムという形態を採用することで、既存施設とは異なる新たな層へのアプローチを図るものだ。
23室というきわめて少ない客室数は、プライベートに特化した空間づくりへの意図を明確に示している。箱根強羅という歴史ある高級別荘地の文脈を引き継ぎながら、現代の滞在スタイルに即した新たな施設として2028年の開業を目指す。
星野リゾートの詳細については公式サイト(https://www.hoshinoresorts.com/)で確認できる。




