永田社長兼CEO
予約業務の効率化と送客 ワンストップで提供可能
宿泊施設などにバンケット・会議室のマッチングサイト「MICE会場マッチ」を提供しているソフトバンクグループのMICEプラットフォーム(東京都港区)。同社社長兼CEOの永田誠氏にシステムの詳細を聞いた。
――MICE会場マッチなど多彩なシステムを提供している。
MICE会場マッチは、ホテル・旅館などの宴会、会議室の予約業務を一元管理する。従来は紙やExcelなどで管理していた情報を置き換えることで、業務効率化だけでなく、ミスの削減や顧客満足度向上につなげる。当社のバンケット予約管理システム『MICEEE』との連携でホテル・旅館に新規顧客を送客できる。予約業務の効率化と送客をワンストップで提供可能だ。
――MICEプラットフォームが提供しているシステムと他社製品との違いを教えてほしい。
MICE領域に特化した多彩なDXソリューションを提供している点だ。イベント管理ツール『MICE Joy』は、企画から運営、施設利用までをデジタルで支援する。MICEは地域経済への波及効果が大きい一方で、業務の属人化や人材不足といった課題を抱えている。当社が強みとするテクノロジーで、生産性向上と価値創造に貢献する。
――MICE Joyの特徴を詳しく。
イベント準備の抜け漏れをなくし、プロジェクトを自律的に進めるAIイベントプロジェクト管理ツールだ。イベント運営では、多数の関係者との調整や膨大なタスク管理が発生する。このシステムはAIの活用で情報整理や進行管理を支援し、プロジェクト全体の生産性向上を図る。
――宴会・会議部門はさまざまな課題を抱えている。
経験豊富なスタッフのノウハウに依存しているほか、会場管理、レイアウト管理や、関係部署との情報共有など、多くの業務が複雑に絡み合っている点が問題だ。最近は人手不足も深刻化しており、限られた人員で高品質なサービスを維持する必要がある。担当の負荷増大に加え、機会損失が発生している。
導入施設からは、予約業務の効率化、見積もり回答の時間短縮につながったという声を聞いた。削減した時間を顧客へのおもてなしに使える点が評価されている。
――今後の展開と業界へのメッセージを。
MICE業界のデジタルインフラを目指していく。宿泊施設だけではなく、イベント主催者や運営会社などを含め、MICEエコシステム全体の効率化と価値向上に取り組む。当社システムで、施設運営を支え、主催者や運営会社のAI活用を推進する。生産性向上に加え、新規顧客の創出に貢献する。
観光・MICE業界は、人と人をつなぎ、新たな価値や感動を生み出す産業だ。DXやAIの力を活用しながら、ホテル、旅館、イベント主催者の皆さまがお客さまとの接点を増やし、より質の高いおもてなしや体験価値を提供できる環境づくりを支援する。
問い合わせ先は、同社Eメール(support@mice-platform.com)。

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