岩手県遠野市では、第47回「東北馬力大会馬の里遠野大会」が6月28日に開催される。山から木を切り出す馬搬の技術を競技化したもので、直線およそ130メートルのコースに設置された二つの障害を人馬一体となって乗り越え、疾走する。岩手県内のみならず東北各地や北海道などから馬が集結する。
大会に先立ち、東北馬力大会馬の里遠野大会実行委員会はこのほど、遠野市に息づく馬事文化を紹介する動画『遠野人馬一体~蹄の跡がつなぐもの~』を新たに公開。馬を「飼う」のではなく、深い絆を育みながら「共に生きる」遠野の人々が描かれている。
また、遠野市観光情報サイト「遠野時間」では、古くから馬とともに暮らしてきた遠野の文化を紹介する新特集『馬と暮らすまち遠野―いまも息づく馬事文化と物語』を公開。馬産地として発展した背景や、家族のように大切にしてきた価値観、遠野を代表する伝統神事「遠野南部流鏑馬」を紹介している。
特集では、技術継承者が全国で数人といわれる伝統技術「馬搬(地駄引き)」にも注目。馬と人が協力して山から木材を運び出す、環境負荷の少ない林業として再評価される馬搬の技と、人馬一体となってゴールを目指す同大会の魅力を紹介する。
大会は、柏木平優遊広場特設会場で実施(小雨決行)。入場無料で、当日は会場付近に臨時駐車場を用意する。




