栃木県
国指定重要無形民俗文化財「烏山の山あげ行事」が7月24~26日、那須烏山市で行われる。1560(永禄3)年から460年以上の伝統を誇る野外歌舞伎舞踊で、全国でも類を見ない絢爛豪華さで観客を魅了する。
期間中、若衆は地元の特産である「烏山和紙」に山水を描いた、高さ10メートルにもなる「はりか山」などを奥行き約100メートルの路上にあげ、舞台装置を設置。この山を背景に、踊り子が常磐津の三味にのり、美しい舞を披露する。木頭(指揮者)の拍子木を合図に、舞台背景が変化する仕掛けの数々は見ごたえ十分。芸題は「将門」や「戻橋」など。一つの舞台が終わると次の場所に舞台を移動し、1日に数回、所作狂言が行われる。
「烏山の山あげ行事」は、2016年12月1日、全国の国指定重要無形民俗文化財である祭礼行事「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。




