ホテルニューアカオ(静岡県熱海市、総支配人:久米暢)は6月1日、ホテルを象徴するレストラン「メインダイニング錦」に新たなテラスエリアをオープンする。断崖に建ち、海が目の前に広がる唯一無二のロケーションを活かし、波音や潮風を感じながら食事を楽しむ、同ホテル初の屋外ダイニング体験の幕開けだ。

波打ち際の屋外空間、ホテル初の”海上ダイニング”
「メインダイニング錦」は、巨大なオペラハウスを彷彿とさせる空間として親しまれてきたレストランだ。もともと大きな窓越しに海を間近に感じられるロケーションが人気を集めてきたが、新設されるテラスエリアはその海側に位置する。視界を隔てるものが一切ない屋外空間として、よりダイナミックに相模灘と一体となる開放的な食体験を提供するという。
同ホテルは新エリアについて、「波打ち際で楽しむ、ホテル初の”屋外ダイニング体験”」と位置づける。弧を描くような曲線のガラス窓から一段下がった「メインダイニング錦」の屋外部分に誕生するエリアで、カップルやご夫婦、友人同士など、大切な人と過ごすひとときをより豊かに彩る新たな空間と説明している。
また、テラスエリアはマリンアクティビティを楽しんだ後、そのままレストランへアクセスできる導線も整備。リゾートならではの”遊びから食へ”の流れを途切れさせることなく、より快適で没入感のある滞在体験を実現するとしている。
営業時間は11時から16時30分(ラストオーダー16時)。席数は20席。宿泊客、外来客を問わず利用可能だ。雨天時はメインダイニング錦の屋内席にて同メニューを注文できる。

静岡の恵みを皿に凝縮、シェフこだわりの全メニュー
提供メニューは、「この場所で味わう体験価値」を重視して考案されたものだ。目の前に広がる岩場や海の風景から着想を得て、食感にアクセントを加える素材を随所に取り入れ、記憶に残る一皿を目指したという。
地元静岡の食材使用にもこだわり、静岡県産の牛肉や駿河湾の魚介、朝霧高原の卵、伊豆の柑橘など、前菜からデザートまで静岡ならではの恵みを楽しめる多彩なラインアップで来場者を迎える。
以下、提供メニューの詳細だ。
朝霧高原卵の冷製テガミーノ 駿河湾シラスと桜海老(1,500円税込)
富士山の麓、朝霧高原で育まれた濃厚な卵に、旨みあふれる駿河湾産のしらすと、香ばしい桜海老をあしらった一皿。ソースにはトマトのコクにオリーブやケッパーの塩味、オレガノとニンニクの香りを重ね、仕上げにトリュフオイルの芳醇な香りとくるみの食感をアクセントに加えている。冷製ならではのさっぱりとした口当たりの中に、素材の力強さと繊細さを感じられるという。

ナポリ仕立て 静岡そだちのとろける牛肉リガトーニ(2,400円税込)
ナポリの「ジェノベーゼ」は、一般的にイメージされるバジルのソースとは異なり、牛筋や牛バラ、玉ねぎをじっくり煮込み、旨みを丁寧に引き出した濃厚なラグーソースのパスタだ。かつて商人や漁師たちに親しまれていた素朴な料理に、静岡そだちの牛肉を合わせることで、より深くまろやかな味わいに仕上げたという。合わせるパスタは、表面に縦の筋が入った筒状のショートパスタ「リガトーニ」。もちもちとした食感としっかりとした太さが濃厚なラグーソースをよく絡め、全体に一体感を生み出す。

マルゲリータピンサ こだわりミルクのフレッシュモッツァレラ(2,300円税込)
外は香ばしく、中は驚くほど軽やかでふんわりとした食感に仕上げた、軽やかな生地が特徴の王道マルゲリータピンサ。トッピングには富士山の麓で育まれた良質な牛乳から生まれるフレッシュモッツァレラを使用。ミルク感あふれるやさしいコクがトマトソースの酸味と調和し、仕上げにバジルの爽やかな香りとエクストラバージンオリーブオイルの豊かな風味を添えている。

伊豆レモンタルタルのモッツァレラバーガー(2,300円税込)
富士山麓の恵みから生まれたフレッシュなこだわりのモッツァレラと、伊豆レモンの爽やかな酸味を活かした特製タルタルソースを合わせた贅沢なハンバーガー。香ばしさを感じるふんわりとしたバンズに挟まれたジューシーなパティに、爽やかな香りのソースが重なり合う構成だ。「全体のバランスにこだわり、最後の一口まで飽きることなくお楽しみいただけるハンバーガーに仕上げました」と同ホテルは説明している。海辺で味わう、地元食材の魅力が詰まった一品。

伊豆ニューサマーオレンジのカッサータ(900円税込)
初夏の訪れを告げる伊豆の恵み「ニューサマーオレンジ」を使った特製カッサータ。やさしい甘みのクリームチーズに、ナッツやドライフルーツの食感を重ね、ほんのり香るラム酒が大人の余韻を添える。ソースには爽やかな酸味とほのかな甘みが広がる自家製ニューサマーオレンジジャムを使用した、海風を感じながら味わいたい季節限定のデザートだ。

熱海の蒸留所とタッグ、ホテル専用クラフトジンも誕生
テラスエリアのオープンにあわせ、ホテルニューアカオオリジナルのクラフトジン「SEACLIFF HOTEL NEW AKAO EDITION」も提供開始となる。
同商品は、熱海のクラフトジン蒸留所「SEACLIFF」とのコラボレーションにより誕生した。「”海(SEA)と崖(CLIFF)”という共通の世界観とネーミングの親和性に加え、同じ熱海に拠点を置く企業同士の連携から生まれたプロジェクト」と両社は説明している。
ラベルデザインだけでなく、ジンそのものも一から開発したホテル専用のオリジナルエディション。熱海産のハバノリや熱海橙、静岡茶、静岡レモンなど静岡県産素材を独自にブレンドしている。「潮風や海辺の空気感を想起させるボタニカル構成により、爽やかさの中にほのかな塩味や柑橘のニュアンス、お茶の奥行きある余韻が広がる、ここでしか味わえない唯一無二の味わいを実現しました」と同ホテルは述べている。
テラスエリアでは本商品を使用したカクテルとして、ジントニック(1,200円税込)とネグローニ(1,320円税込)を楽しめる。また、本商品はホテル館内の売店「オーシャン・ウイング2階 ショッピングコーナー」でもお土産として購入可能だ。販売価格は500mlが6,600円(税込)、200mlが3,300円(税込)。販売開始日は6月1日。
SEACLIFFについては、「海に育まれ、海に還る」を理念に、熱海・伊豆の海と山の恵みをボタニカルに取り入れ、地域の香りを一杯のジンに昇華している蒸留所だ。柑橘やハーブ、海藻などの地元素材を活かしたジンづくりを行い、バーを併設した体験型の蒸留所として、観光客と地域をつなぐ拠点を目指している。また「1% for the Planet」のメンバーとして、年間売上の1%を環境保全活動へ還元するなど、持続可能で責任あるものづくりを推進している。

ホテルニューアカオ、段階的改装のさなかに新施設

ホテルニューアカオは、2012年に日本ジオパークに認定された熱海市錦ヶ浦の岸壁に建つリゾートホテルだ。客室は全室オーシャンビューで、海を一望する圧巻の景観が特徴。
2022年12月に開業当時の「ホテルニューアカオ」に名称が変わりオープン。2023年7月1日には旧ホテルニューアカオ(オーシャン・ウイング)の客室250室、メインダイニング錦などがオープンし、熱海のシンボルとして完全復活を果たした。2024年11月にはロビーを改装し、昭和レトロな世界観が広がるオーシャン・ウイングのフロントにはホテルロゴ入りグッズが並ぶロビーショップもオープン。さらに2026年4月より、滞在体験そのものの質を高めるための改装を段階的に実施している最中だ。
今回の新テラスエリアのオープンは、その段階的改装の一環として位置づけられる。客室数は350室。JR「熱海」駅から送迎バスで約10分のアクセスだ。
運営は、アイコニア・ホスピタリティ株式会社(東京都港区六本木)。宿泊特化型やフルサービスのコミュニティホテル、リゾートホテル、温泉ホテル・旅館などさまざまな業態の施設を展開する。国内182棟、25,456室(2026年4月1日現在)を運営し、従業員数は12,249名(グループ会社含む)に上る。
テラスエリアの詳細、予約に関する問い合わせはホテルニューアカオ予約センター(TEL:0557-83-6161、受付時間9時〜19時)まで。ホテル公式ウェブサイト(https://hotel-new-akao.com/)でも改装に関する最新情報を確認できる。
また、アイコニア・ホスピタリティが運営するロイヤリティプログラム「GoTo Pass」(2025年5月29日始動)では、利用金額に応じてポイントを貯めて使える。全国180棟以上の施設でレストラン・日帰り温泉・レジャー施設なども対象となっている。





