東京駅前に「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」 5月1日プレオープン 約800席の段床式劇場が八重洲に誕生


シアター(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

 東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 小澤 克人氏)、株式会社コングレ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 武内紀子氏)、ぴあ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 矢内 廣氏)は、東京駅前の大規模複合施設 TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)内の劇場・カンファレンス施設の名称を「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」とし、2026年5月1日にプレオープンする。本施設は東京建物が所有し、ぴあ・コングレが共同で運営する。パーティ等の食事のケータリングは、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)などが担う。

東京駅前初の段床式劇場 806席・2層構造

 施設が入居するTOFROM YAESU TOWERは、東京都中央区八重洲一丁目6番1号に所在する地上51階・地下4階、高さ約250mの大規模複合ビルで、2026年2月28日に竣工した。オフィス、商業施設、劇場・カンファレンス、バスターミナル、医療施設など多様な用途で構成される。「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」は同ビルの3〜6Fに位置し、延床面積は10,135.25㎡。

 施設のコンセプトは「ここは、いくつもの縁をつなぐ場所。」だ。エンタテインメントとビジネスの両軸で、多くの人々が出会い、楽しむ「場」となることを目指すとしている。

 シアター部分(3〜6F)の中核をなすのが、東京駅周辺初となる段床式劇場「東京建物 ぴあ シアター」だ。客席数は1階席593席・2階席213席の計806席。2層構造で、ストレートプレイやミュージカルなどの演劇を中心に、音楽ライブ、セミナー、式典といった多様なシーンに対応する。

 主舞台面積は約240㎡、舞台耐荷重700kg/㎡。舞台形状はプロセニアム形状(幕により形成)で、舞台間口10間(18.2m)、奥行き8間(14.4m)。

 取り外し可能席を1階席前方・下手側および中通路後方(10列目)に設けており、演出に応じて花道の設置も可能。後方の背倒れ可能席はオペレーション卓の設置にも対応する。主プロジェクターはPanasonic PT-RZ24KJ(20,000lm)を映写室に備え、フォロースポットライト(2kW)×2台も完備している。

バックヤードも充実 搬入エレベーターは積載4,600kg

 楽屋は全6室。小楽屋(楽屋1〜3、各20㎡)、中楽屋(楽屋4、25㎡)、大楽屋(楽屋5・6、各48㎡・36㎡)で構成され、楽屋5・6は連結利用も可能。楽屋1〜3はすべて室内にトイレを完備している。グリーンルームには冷蔵庫、ポット、着到板を設置。シャワー室・洗濯室も備える。

 搬入出エレベーターはB3F駐車場の荷捌きエリアに直通し、積載荷重4,600kg、かごサイズは幅3m×奥行6m×高さ3mと大型機材の搬入に対応する。搬入車両規定は高さ3.00m以下、全長6.40m以下、全幅2.00m以下。優先バースは2箇所(57番・58番)を確保している。

シアター楽屋(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

カンファレンスは大小2ホールと10室の会議室

 カンファレンス部分(5〜6F)は、大ホール「TO YAESU HALL」、小ホール「FROM YAESU HALL」、10室の会議室(Room A〜J)で構成される。

 TO YAESU HALL(6F)は750㎡・天井高6.8mの平土間空間。最大3分割利用が可能で、シアター形式で最大828席を収容する。縦向き利用時は350インチのスクリーン(プロジェクター16,000lm)1台、横向き利用時は200インチのスクリーン(プロジェクター10,000lm)3台を設置。ワイヤレスマイクは最大12本まで対応。美術バトンは17本(300kg対応7本・250kg対応10本)、照明バトンは9本を備える。ホワイエは250㎡で、常設バーカウンターも備えている。

カンファレンス6F TO YAESU HALLスクール形式(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

 FROM YAESU HALL(5F)は150㎡・天井高3.5m。シアター形式で最大140席、2分割利用も可能(75㎡・70席)。スクリーン120インチ×2台、プロジェクター(6,200lm)×2台、ワイヤレスマイク最大4本。ホワイエ80㎡にはバーカウンターとパントリーを設置。TO YAESU HALLからの映像配信を受けるサテライト会場としての活用も可能だ。

カンファレンス5F FROM YAESU HALLスクール形式(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

 会議室(Room A〜J)は「季節がうつろう会議室」と銘打ち、Room A・Bが「春」、Room C〜Eが「夏」、Room F〜Hが「秋」、Room I・Jが「冬」をコンセプトとしたデザインを採用する。Room C・D・E、Room F・G・HはそれぞれMAX3室連結利用が可能(最大150㎡・108席)。Room A・B・I・JにはWEB会議システムと大型モニターを常設。各室120インチスクリーン・プロジェクター(6,200lm)を装備する。また、室内には次世代照明機器「ランターナ」と施設オリジナルアート作品「山脈」のパネルを設置している。「ランターナ」は付帯備品として貸し出しも可能とし、希望する映像の投影でイベントの演出統一を図ることもできる。

カンファレンス5F RoomC-D連結(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

カンファレンス5F RoomF-H連結(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

水引アートや「8」モチーフ 施設デザインのこだわり

 施設内各所には地名「八重洲」に含まれる数字の「8」をモチーフにした意匠が散りばめられている。カンファレンス5Fには水引を使用したアートを設置。「水引と『8』の字を横に倒して∞の形にしたモチーフで、当施設の理念の一つでもある『人の想いが永遠につながっていくこと』をイメージして作られたもの」と運営側は説明している。

 エントランスやホワイエ、会議室のサインなど施設全体に「8」「八」「∞」「80°」のモチーフが配置されており、来場者が空間を巡りながら発見する楽しみも提供する。

カンファレンス6F TO YAESU HALLシアター形式(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

運営はぴあ&コングレの共同体制 YNKエリアの活性化も視野

 本施設の運営は、エンタテインメント業界を長年主導してきたぴあがシアター・エンタテインメント催事窓口を担当し、MICE(国際会議、展示会・イベント、講演会、セミナー等の催事)を通じてビジネス業界を支援するコングレがその他催事窓口を担当する体制をとる。

 3社は「YNK(八重洲・日本橋・京橋)エリアのさらなる活性化と国際都市東京の魅力向上に貢献」することを目指すと発表している。

 施設へのアクセスは、八重洲地下街(ヤエチカ)を経由してJR東京駅・東京メトロ丸の内線「東京」駅に地下直結。東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅から徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅から徒歩6分。また、ビル地下の「バスターミナル東京八重洲」を通じて国内主要都市からの直接アクセスも可能だ。

プレオープン後すぐにイベント開始 ミュージカルも上演予定

 プレオープン翌日の2026年5月2日(土)〜6日(水)には、カンファレンスを会場に「YAESU LAUGH WEEK Presented by ぴあ」の開催が予定されている。お笑いライブを中心に、様々なエンタテインメントとのコラボレーション企画を用意するとしており、TOFROM STAGE・YAESU STAGE・NEXT STAGEの3会場で常時イベントが展開される。

 シアターでは2026年7月10日(金)〜26日(日)に、ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』の上演が決定している。韓国の演劇・ミュージカルの中心地、大学路(テハンノ)で2024年・2025年に客席占有率96%・観客評価9.8点を記録した作品の日本初上陸公演。上演台本・演出は河原雅彦氏、訳詞は森雪之丞氏、音楽監督は阿蒐禰(元・大塚茜)氏が担当。出演は小池徹平・小西遼生(ダブル)、小野田龍之介・伊藤あさひ(ダブル)、美弥るりかの各氏。

 グランドオープンは2026年秋を予定している。

施設概要

  • 施設名称:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス

  • 所在地:東京都中央区八重洲一丁目6番1号 TOFROM YAESU TOWER 3F〜6F

  • 施設所有者:東京建物株式会社

  • 施設運営者:ぴあ株式会社(エンタテインメント催事窓口)、株式会社コングレ(その他催事窓口)

  • 延床面積:10,135.25㎡

  • プレオープン:2026年5月1日(金)

  • グランドオープン:2026年秋(予定)

  • 営業時間:シアター 9:00〜22:00 / カンファレンス 9:00〜21:00

  • 予約専用TEL:03-3527-9788(平日10:00〜17:00)

シアター(写真提供:東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス)

 
 
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