【本だな】旅に出たくなる地図 日本 (23版)  帝国書院編集部編


 「開いただけで旅気分になれる地図帳」として好評を博すロングセラー、『旅に出たくなる地図 日本』の23版が刊行された。美しいイラストや大迫力の鳥瞰図が満載で、ページをめくるごとに新たな旅への期待が膨らむ一冊である。旅行のプランニングはもちろん、旅の思い出を振り返る際にも最適なパートナーとなるだろう。

 本書の大きな魅力は、旅慣れた人をも唸らせる新規特集「ツウをもうならす旅」である。この特集では、山形県、茨城県、福井県、鳥取県、高知県、佐賀県の6県をピックアップ。それぞれの土地が持つ奥深い魅力を掘り下げ、ありきたりな観光ではない、一歩踏み込んだ旅を提案している。これまで知らなかった日本の表情を発見するきっかけを与えてくれる。

 特集はこれだけではない。日本全国の観光地を豊富な地図、写真、そして迫力ある鳥瞰図で網羅しつつ、旅情をかき立てる多彩なテーマが並ぶ。「豪華列車でめぐる旅」では優雅な鉄道旅行の世界へといざない、「入りたい温泉」「名物郷土料理」「有名駅弁」ではその土地ならではの味覚や癒やしを紹介する。

 また、「日本の島旅」特集も充実している。北海道の利尻島・礼文島から、佐渡、伊豆大島、小笠原諸島、隠岐、小豆島、五島列島、奄美大島、そして沖縄の石垣島まで、個性豊かな島々の魅力を余すところなく伝えている。このほかにも、「春・夏・秋・冬を愛でる旅」といった季節ごとの特集や、「日本の世界遺産」など、あらゆる角度から旅の楽しさを切り取っており、眺めているだけでも飽きることがない。

 本書は単に美しいだけでなく、実用性にも優れている。美しいイラストとワンポイント解説で観光スポットが一目瞭然となっており、具体的な旅行計画を立てる際に大いに役立つ。その信頼性の高さから、一般の旅行好きだけでなく、トラベル系の専門学校や旅行代理店での採用実績も多数あるという。

 「地図が誘う、日本再発見の旅へ!」という本書のメッセージ通り、ページを開けばまだ見ぬ日本の魅力が広がっている。次の旅先を探している人も、日本の素晴らしさを改めて感じたい人も、この一冊を手に取ってみてはいかがだろうか。

 A4判280ページ、定価2,970円(本体2,700円+税)。

 発行=帝国書院。


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