私の視点 観光羅針盤
3月27日に「観光立国推進基本計画(第5次)」が閣議決定された。今次計画では観光が地域経済・日本経済の発展をリードする戦略産業と位置付けられ、日本の魅力・活力を次世代にも持続的に継承・発展させていく観光の実現が目標。計画期間は2026年度から30年度までの5年間。
一方、2月末公表の厚労省人口動態統計速報によると、25年の出生数(含外国人)は約70万6千人で戦後最小を記録。国交省は本格的な人口減少社会の到来を見据えて、14年に「国土のグランドデザイン2050」を公表している。それによると、50年には現在の日本の居住地域の6割以上において人口が半分以下に減少し、うち2割が無居住化という予測がなされている。
全国知事会は昨年11月の提言の中で「スマートシュリンク(賢く縮む)」の必要性を打ち出した。深刻な人口減少を厳しい現実と受け止め、社会の機能や行政サービスを上手にスリム化、最適化させ、地域住民のウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に満たされた幸福な状態)を高める戦略としてスマートシュリンクが提言された。
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