【高校教育旅行特集2026】日本のはじまりの地で「感謝」の気持ちを育む(奈良県・大和飛鳥地域)


飛鳥の歴史に触れてみよう!

 1400年前に日本最初の宮都が営まれた場所、奈良県の中央部に大和飛鳥地域はあります。この地では、遣隋使・遣唐使の派遣や十七条の憲法の制定、乙巳の変、大化の改新などの政治改革と政変を繰り返しながら、「日本」という国が形作られていきました。

 ―「民家ステイでお父さん、お母さんと囲んだあの食卓の温かさは忘れられません」―

 これは昨秋、民家ステイを体験された学生が残してくれた感想です。私たちは2011年より、この飛鳥の地で教育旅行の受け入れに取り組んでまいりました。これまでに国内から3万2625人、海外36カ国から2万124人もの皆さまに、民家ステイをご利用いただいております。

 私たちが提供するのは、単なる宿泊体験ではありません。地域の方々との交流を通じて「自分を取り巻くすべてのヒトやモノ・コトへの感謝」の気持ちを育む「民家ステイ」を主軸としています。さらに、田植えや課題解決型学習などの各種体験、日帰りのまち歩きなど、参加者の皆さまの五感を刺激し、学びを深める多彩なプログラムをご用意しております。

 「飛鳥・藤原の宮都」は世界遺産登録を目指しており、今夏、韓国・釜山で開催予定の世界遺産委員会にて審議・決定されます。「日本」という国が形作られたこの地で、ぜひ大和飛鳥地域の暮らしを肌で感じてください。

 

大和・飛鳥民家ステイ 大切にしている三つのコト

 (1)共に調理し、共に食べる

 畑での収穫や直売所での買い出しなど、ホストファミリーと一緒に地元の食材を準備するところからスタートします。献立は、旬の野菜を使った煮物や、そのご家庭ならではの味を受け継いだ和食が中心です。共に食卓を作り上げる過程を通して、班の仲間やホストファミリーとの交流が自然と深まります。日本の豊かな四季や食文化、そしてホテルやレストランでは味わえない「家庭料理の温かさ」を、心と体で感じていただけます。

 (2)相手を思う心、自ら伝える力

 大和飛鳥民家ステイでは、皆さまを「家族の一員」として温かくお迎えします。キーワードは「一緒にする」こと。すべての体験を、ホストファミリーや班の仲間と共に行います。普段とは異なる環境での共同作業や、世代を超えた対話を通じて、相手を思いやる心と自ら伝える力を育みます。ありのままの生活を共有することで、自然と生活の規範を学び、社会性を身につけることができます。

 (3)「ほんもの」の歴史に触れる

 大和飛鳥地域には、日本最大級の石室を有する「石舞台古墳」や、日本最古の仏像・飛鳥大仏が鎮座する「飛鳥寺」をはじめ、数多くの史跡が点在する、まさに歴史の宝庫です。東アジアとの政治的・文化的交流によって中央集権体制に基づいた宮都が築かれ、「日本」という国が誕生した舞台でもあります。

 1400年以上の時を経た現在も、その歴史の舞台は美しい田園風景の中に息づいています。この地で「ほんもの」の歴史に触れ、ホストファミリーと生活を共にしながら、日本のルーツをたどる特別な時間をぜひご体験ください。


飛鳥の歴史に触れてみよう!


日本最古の飛鳥大仏がこんなに近くに!

 

体験できるプログラム 史跡散策や農業体験 地域と学ぶ「SDGs」

 (1)「民家ステイ」と「SDGs」のつながり ~キーワードはサステナビリティ~

 一人一人が、「世界を構成する一員であることを自覚して、行動を起こす」というSDGsの精神は、「自ら考えて行動すること」が求められる民家ステイの理念に重なります。また、田舎暮らしの知恵の中には、SDGsの取り組みに直結することがたくさんあります。里山の豊かな自然と歴史風土を守る飛鳥地域では、大規模宿泊施設の建設ができないなど、さまざまな景観規制がかかっています。

 そのような地域性を生かせる地域活性化事業として、官民連携し当事業に取り組んでいます。民家ステイ利用が、地域を支え里山を守る一助となることを、事前事後学習ならびに当地での体験を通して学びます。

 ※より深い学びを得ていただくために、事前学習用ワークシートをご準備しています。

 (2)飛鳥地域とSDGsのつながり~地元の人とより詳しく地域を知る『里ぶら・歴史ウォーク』~

 村内全域が国の特別立法により景観保全地区に指定されている唯一の自治体・明日香村。地元在住の「里ぶらファミリー」と一緒に飛鳥地域を旅します。日本はじまりの地「飛鳥」の深い歴史、豊かな自然、そして人とのつながりを体感しながら気づきを深めることがコンセプトです。

 1400年以上も前から、先進的な取り組みがなされてきた飛鳥では、海外から最先端の技術や文化を受け入れるだけでなく、女性天皇が即位するなど女性も活躍されていました。現代の私たちが直面しているSDGsの課題と比較しながら、学びを深めることができます。


「里ぶらファミリー」と奇石を巡る

 (3)大和飛鳥de田んぼ体験(1年1校限定)

 ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「和食」。その最も基本となるのが「お米」です。日本の食料自給率が低い中、お米の自給率はほぼ100%を維持しています。食の多様化が進む現代だからこそ、私たちの食卓に欠かせないお米が「どのように作られているのか」を学ぶことには大きな意義があります。

 本プログラムでは、機械化される前の伝統的な稲作を実際に体験していただきます。泥の感触を味わいながらの田植え体験や、地元のインストラクターとの交流を通して、生産者の想いや豊かな風土を肌で感じ、日々の「食」への感謝を深めることができます。


「大和飛鳥de田んぼ体験」の様子

 

広域な受け入れ体制 自治体、関係機関と連携

 大和飛鳥ニューツーリズムでは、明日香村を中心とする12市町村の広域エリアにて、一度に約280人の受け入れが可能です。大和飛鳥地域は、京都から電車で約1時間、大阪市内やUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)へもバスで約1時間と、他エリアから非常にアクセスの良い立地にあります。各自治体や関係機関と緊密に連携を図り、参加者の皆さまを「安心・安全」にお迎えする万全の体制を整えております。


最後は皆でバスを見送り

 なぜ今、大和飛鳥ニューツーリズムの民家ステイなのか?

 情報過多な現代において、生徒の皆さまが本当に必要としているのは、五感で感じ、心で学ぶ「ほんものの体験」ではないでしょうか。飛鳥の豊かな自然と歴史、そして温かい人々との触れ合いは、生徒の皆さまにかけがえのない気づきを与えます。温かい「人とのつながり」の中で「優しさや希望」を感じてほしい。「人って悪くない」と心から感じられるような、かけがえのない思い出をつくってほしい。大和飛鳥ニューツーリズムは、この想いを胸に未来を担う生徒の皆さまの成長を全力でサポートしてまいります。飛鳥の地で皆さまをお迎えできることを心よりお待ちしております。

◇問い合わせ先

一般社団法人大和飛鳥ニューツーリズム
〒634‐0112 奈良県高市郡明日香村島庄5番地
TEL:0744‐54‐1525 FAX:0744‐54‐1526
E-mail:info@yamatoasuka.or.jp
URL:https://yamatoasuka.or.jp/

 大和飛鳥ニューツーリズムでは、SDGsの④質の高い教育をみんなに⑪住み続けられるまちづくりを⑰パートナーシップで目標を達成しよう―をターゲット目標とし、教育旅行の受け入れと人材育成事業に日々まい進しております。

 
 
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