表紙
高速バスマーケティング研究所代表の成定氏らが手掛けた、バスを取り巻く環境変化を踏まえ、その全体像を基礎から体系的に整理した入門書。法制度や車両技術、運行、運転、事業構造に至るまで、幅広いテーマを網羅し、イラストを交えて分かりやすく解説している。
本書の特徴は、路線バス、高速バス、貸し切りバスといった区分だけでなく、空港連絡や送迎、自家用バスまで含め、バスの多様な役割を捉えている点にある。運転手不足や利用者減少による路線バスの経営、急増するインバウンドに対する貸し切りバスの動向など、業界が直面する課題も丁寧に整理されている。
とりわけ第5章「バスを運行する」、第6章「バスと安全」では、路線バスの許認可制度や公的補助、運行管理の仕組みなど、実務の理解を深める内容も充実している。
新入社員の研修教材としてはもちろん、バス業界への就職を志す人にも薦めたい1冊。
A5判160ページ。定価税込み1980円。発行=日本工業新聞社。

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