【観国之光 531】原油価格上昇 旅行意欲に冷や水? 観光経済新聞 論説委員 内井高弘


ガソリン価格の高騰は道の駅にも影響?(写真と本文は関係ありません)

 春の行楽シーズンの始まりを告げるイベントが各地で始まった。滋賀県大津市では7日、びわ湖浜大津一体で、春の到来と観光客の安全を祈願する「びわ湖開き」が行われた。

 長野県松本市の国宝・松本城では、冬の間、庭園の木々を雪から守ってきた冬囲いが取り外され春の装いに。また、南阿蘇鉄道(熊本県高森町)は14日、観光トロッコ列車の運行を始めた。11月30日までの土・日・祝日に、高森―立野(南阿蘇村)間を2往復する。

 「春の息吹を感じ、爽やかな気分で春観光を楽しみたい」というムードに暗い影を落としているのが、中東情勢の悪化による原油価格の高騰で、ガソリン価格も急騰している。

 政府は石油備蓄の放出を決め、まずは民間企業が保有する国内消費量15日分を出す。続いて、3月末ごろからは国家備蓄1カ月分を放出する。ちなみに、日本の石油備蓄は国家備蓄や民間備蓄などを合わせると254日分あるとされる。

 当座はしのげるかもしれないが、イラン側はホルムズ海峡の封鎖を続けると表明しており、影響は長期化しそうだ。日本が輸入している原油の9割以上が中東産で、その多くが同海峡を通過している。仮に戦闘が終結しても中東の緊張は続きそうで、原油価格の上昇圧力が弱まることはないとの見方も多い。

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