新ロゴ
Peach Aviation株式会社(以下、Peach)は3月31日、創業15周年を節目にブランドリニューアルを実施すると発表した。デザインパートナーには世界的なデザインオフィスnendo(代表:佐藤オオキ氏)を起用。新ブランドロゴは4月1日より順次運用を開始し、新デザインの航空機は2027年春の就航を予定している。
「ちゃんとしているけれど構えなくていい」 nendoが描く”少し大人のPeach”
今回のリニューアルは、デザインの刷新にとどまらないとPeachは説明する。これまでの「手軽な旅」という価値はそのままに、さらなる基本品質の向上を追求していく「次なるステージへの挑戦を体現するもの」だとしている。
新ロゴ:丸みと余白で「親しみやすさ」を表現

新しいロゴは、創業から15年の間にPeachが大切にしてきたスピリットを継承しつつ、円と直線を用いた従来のデザインをベースに進化させたものだ。
角に丸みを加えることでより親しみやすくやさしい印象を実現。文字間隔にゆとりを持たせることで、落ち着きのある佇まいを表現したという。
カラートーンはやさしく穏やかなものを採用し、安心感と信頼感を表現。新ロゴの「葉っぱのアイコン」には、Peachらしい遊び心や挑戦を象徴する意味を込めた。
新ロゴは4月1日から、空港のサイネージ、公式ウェブサイト、アプリに至るまで一貫して展開される。
新機体デザイン:重なる円が旅への高揚感を表現

航空機のデザインでは、円を重ねたランダムなパターンを機体全体に配置。色や大きさの異なるさまざまな円が視覚的な楽しさを生むとともに、「お客さまをあたたかく包み込むブランドの姿勢を形にした」としている。
カラーは、みずみずしいピンクにベージュを重ねることで、華やかさの中に上質感を加えた。また、ピーチカラーとして親しまれてきた「鮮やかなピンク」を機体中央や尾翼に残している。
nendo佐藤オオキ氏のコメント
デザインコンセプトについて、nendoの佐藤オオキ氏は次のように述べている。
「今回のブランドリニューアルでは、安心感や信頼感に加え、さりげない遊び心や楽しさが共存する体験を目指しました。余白や形、情報の整理といった細部の積み重ねによって、『ちゃんとしているけれど構えなくていい』と感じられる佇まいを設計し、真面目さと遊び心、信頼感と軽やかさという一見相反する要素を丁寧にバランスさせることで、年齢や旅の経験を問わず、誰もが自然に選びたくなるブランドとしました。今回の刷新により、従来の軽やかさはそのままに、より落ち着きと上質感を備えた”少し大人になった”Peachへと進化しています」
さらに、「円のモチーフや葉っぱのアイコンには、非日常である『旅』への期待感と遊び心を込めており、空港から機内、デジタルに至るまで一貫して展開されています。コーポレートカラーには、みずみずしい桃を想起させるピンクを基調に、アイボリーやベージュを重ね、やさしさの中に信頼感と上質感を備えた世界観を構築しています」と語っている。
nendoについて
nendoは2002年に設立されたデザインオフィス。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐にわたるデザインを手掛け、世界的なデザイン賞の数々を受賞している。主要な作品は、ニューヨーク近代美術館(米)、ポンピドゥーセンター(仏)、V&A(英)など、世界中の美術館に収蔵されている。
代表の佐藤オオキ氏はTOKYO2020の聖火台デザインを担当したほか、フランス高速鉄道TGV新型車両のデザインを手掛けた。また、2025年開催の大阪・関西万博日本館の総合プロデューサー・総合デザイナーも務めた。
代表取締役CEO大橋一成氏のコメント
Peach代表取締役CEOの大橋一成氏は次のようにコメントしている。
「Peachは創業以来、誰もが空の移動を気軽にできる世界の実現を目指してまいりました。おかげさまで累計搭乗者数は7,500万人を超え、日本第3位の航空会社へと成長することができました。創業15周年という節目を迎え、私たちは次のフェーズへと歩みを進めます。今回のブランドリニューアルでは世界に驚きを与え続ける佐藤オオキ氏とともに、新しいPeachを作り上げられることを大変光栄に思います。4月1日より順次ブランドリニューアルを展開してまいります。定時性や基本品質を磨き上げるとともに、Peachならではの独自価値を追求し、挑戦を続けてまいります。新しく生まれ変わるPeachにぜひご期待ください」
Peachの現在の路線網
Peachは現在、新千歳、成田、中部、関西、福岡、那覇の6空港を拠点とし、国内線25路線、国際線15路線に就航している。
2025年4月10日より、大阪(関西)・名古屋(中部)-ソウル(金浦)線に就航し、国際線ネットワークを充実させた。大阪からは2026年2月にさらに増便し、大阪(関西)-ソウル(金浦・仁川)線は1日最大8往復となっている。加えて、2026年1月1日からは東京(成田)-台北(桃園)線を1日3往復へ増便した。
ブランドリニューアル特設ウェブサイトはhttps://www.flypeach.com/information/brand/jp/で公開されている。




