アゴダは3月17日、アジアの旅行者を対象に実施した「2026年サステナブル・トラベル調査:Eco Deals」の結果を発表した。日本の旅行者の54%が旅行先を選ぶ際にサステナビリティを重視していることが明らかになった。昨年の39%から大きく増加しており、持続可能な旅行への意識の高まりが示された。
アジア全体でも意識向上、タイが首位
調査はアジア8市場(インド、インドネシア、日本、マレーシア、韓国、台湾、タイ、ベトナム)の1,036名の旅行者を対象に、2026年2月に実施された。
アジア全体では、77%の旅行者が2026年の旅行先選びにおいてサステナビリティを重要視すると回答。昨年の68%から増加した。
市場別では、タイが最も高い関心を示し、95%がサステナビリティを重視すると回答。続いてインドネシア、インド、マレーシア、台湾の順となった。日本は54%で、アジア圏の中では相対的に低いものの、昨年からの伸び幅は顕著だ。
「地域社会への貢献」が最重要、日本独自の傾向
日本の旅行者がサステナブル旅行に求めるものとして、最も多く挙げられたのが「旅行の支出が地域社会に還元されること」で、約40%が最も重要な成果として回答した。
次いで「旅行先とのより深い関係性を築くこと」および「自然景観や野生生物を将来世代のために守ること」が、いずれも24%で並んだ。
移動手段・宿泊・ツアーにも関心
旅行計画全体においても、持続可能な選択肢を求める声が広がっている。環境負荷の少ない交通手段への関心を示した旅行者は27%。サステナビリティ認証を取得した宿泊施設を選びたいと回答した旅行者は22%、環境保護や地域社会を支援するツアー・体験に注目している旅行者は21%だった。
最も実践されているのは「オフピーク旅行」
実際に取り入れているサステナブルな行動として、最も多かったのが「オフピーク旅行」。混雑する時期を避けることで、観光地への負担を軽減したいという意識が背景にある。
次いで多かったのが、地元の店舗を利用したり地域主体の観光体験に参加したりするなど、地域経済を支える行動。さらに、サステナビリティ認証を取得した宿泊施設の選択も上位に挙げられた。
アゴダ担当者コメント
Agoda International Japanのシニアカントリーディレクター・猪飼匡氏は次のようにコメントしている。
「サステナブル旅行は、アジア全体でますます注目を集めており、旅行者は旅を通じてポジティブな影響をもたらす選択肢を求めるようになっています。日本においては、旅行が目的地および地域社会にもたらす影響に配慮する旅行者が増加しています。アゴダでは、『Eco Deals』プログラムを通じてこのニーズに応え、アジア各地での野生生物保護や生息地保全を支援しながら、お得な宿泊プランを提供しています」
Eco Dealsプログラムの概要
アゴダのEco Dealsプログラムは、世界自然保護基金(WWF)とのパートナーシップのもと運営されている。日常の旅行を自然保護に貢献する機会へと変えることを目的とした取り組みだ。
2026年のプログラムでは、WWFによる10市場での自然保護プロジェクトを支援するため、過去最大となる150万米ドルの資金提供を予定している。
Eco Dealsは12月18日まで最大15%の割引を提供。対象宿泊施設で予約が完了するごとに、1米ドルがWWFへ寄付される。旅行者はアゴダの専用プログラムページや宿泊施設の表示アイコンを通じて、対象施設を確認できる。
詳細はアゴダ公式サイト(www.agoda.com/ecodeals)で案内している。





