JATA海外旅行推進部の松岡正晴部長
日本旅行業協会(JATA)は3月27日、第32回「ツアーグランプリ2026」の募集を開始した。147作品の応募があった前回と同様の審査基準を設け、4月27日18時まで応募を受け付ける。
同グランプリは、旅行業界における企画力とマーケティング力の向上、「観光立国」の施策に寄与することを目的に、国内・海外旅行の企画旅行(募集型・受注型)や、訪日旅行などで実施された企画提案の中から、優れた作品を表彰するもの。「国内旅行部門」「海外旅行部門」「訪日旅行部門」の3部門を設定し、表彰は最優秀の「国土交通大臣賞」(全作品から1点)、「観光庁長官賞」(各部門から1点ずつ)、「優秀賞」(各部門から数点)、「審査員特別賞」(各部門から数点)を用意している。
応募の対象となるのは、2025年4月から26年3月末までに催行された企画旅行(募集型・受注型)および訪日旅行の企画提案。各社のエントリー上限は、各部門合計で10作品までとする。
応募期間は、3月27日から4月27日午後6時まで。募集締め切り後は、5月上旬の一次審査会、同月下旬の最終審査会を経て、7月9日に発表・表彰式を行う予定だ。
審査は前回同様、「斬新性」「事業性」「観光業界への貢献度」の三つの観点から行われる。「斬新性」では、高付加価値化、地域文化発掘、販売チャネル開拓、新規顧客開拓などが、「事業性」では、送客数、取扱額、収益性、持続可能なビジネスモデルなどが、そして「業界貢献度」では、ユニバーサルツーリズム、混雑時期分散、観光資源への配慮などが審査のポイントとなる。
3月26日に開かれたJATAの定例会見では、海外旅行推進部部長の松岡正晴氏が概要を説明した。松岡氏によると、前回のグランプリの応募数は、国内旅行75作品、海外旅行56作品、訪日旅行16作品の計147作品。国内が最多も、訪日は応募数の少なさが目立つ。松岡氏は訪日旅行商品の応募増に加え、若手社員の積極的な参画にも期待を示した。「企画担当者の腕の見せ所だ。特に若い社員の人たちもいると思う。ぜひモチベーションを挙げてもらい、参画していただきたい」と応募を呼び掛けた。

JATA海外旅行推進部の松岡正晴部長




