海外の顧客層獲得へ 国際アライアンス「GHA」に加盟 東急ホテルズ&リゾーツ


東急ホテルズ&リゾーツの武井社長(右)とGHAのハートリーCEO

 東急ホテルズ&リゾーツは4日、東京都渋谷区にあるセルリアンタワー東急ホテルで、同社が運営する東急ホテルズが、世界最大級の独立系ホテルブランドによるアライアンス「Global Hotel Alliance(以下、GHA)」に加盟したと発表した。会見には東急取締役社長の堀江正博氏、東急ホテルズ&リゾーツ取締役社長の武井隆氏、GHA最高経営責任者(CEO)のクリストファー・ハートリー氏らが登壇した。

 GHAは、世界約100カ国で、50ブランド、950を超えるホテルが加盟。航空会社のアライアンスモデルを参考に設立され、各ブランドの独立性を維持しながら、共通のロイヤルティプログラム「GHA DISCOVERY」を運営している。会員数は3400万人以上で、ステータスに応じた特典や、リワード通貨、会員限定の体験プログラムを、加盟ホテルと、提携パートナーを通じて提供している。

 東急ホテルズ&リゾーツは1960年の銀座東急ホテルの開業以来、日本ならではのホスピタリティと運営力を強みに、国内中心に事業展開を図ってきたが、同社では今後、グローバル規模での認知度、集客力、収益性の強化が持続的な成長に不可欠と見ている。今回のGHA加盟は、こうした要素を強化するための戦略的な取り組みで、その狙いは、(1)顧客基盤の地理的ポートフォリオの分散・拡充(2)GHA会員3400万人へのリーチによる収益改善(3)約110万人の同社既存会員の満足度向上―を挙げている。

 武井氏によると、同社の外国人宿泊者のうち地域別では東アジア、北米からが多いという。GHAは欧州、東南アジア、南アジアに強みを持ち、さらには中東、南米に加盟ホテルを擁するGHAに加わることで、同社の顧客層をより幅広い地域に拡大することが可能とした。

 今回のGHA加盟を受け、来年4月から新たなロイヤルティプログラム「TOKYU HOTELS DISCOVERY」(東急ホテルズディスカバリー)を順次開始する。会員は、世界中のGHA加盟ホテルの特典を利用できるようになる。

 第1弾として同じく4月に、ザ・キャピトルホテル東急、東急ホテル、エクセルホテル東急、STREAM HOTELブランドの店舗を対象に先行開始する。9月からは東急リゾートホテル、東急REIホテルなどのブランド店舗が対象に加わる。既存の会員プログラム「東急ホテルズ コンフォートメンバーズ」は、同9月からTOKYU HOTELS DISCOVERYに統合、変更する。


東急ホテルズ&リゾーツの武井社長(右)とGHAのハートリーCEO

 
 
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