ターキッシュ エアラインズは3月6日、25年の営業利益が22億米ドルを突破したと発表した。
就航国数世界No.1を誇るターキッシュ エアラインズは、2025年第4四半期の総収益が前年同期比12%増の63億米ドルとなり、通期の総収益が240億米ドルを超えたことを発表しました。
第4四半期の主力事業における営業利益は、前年同期比23%増の5億3,400万米ドルとなり、2025年通期の営業利益は22億米ドルに達しました。
また、2025年のEBITDAR(利息・税金・減価償却費・償却費・賃借料控除前利益)マージンは、長期目標の中間値を上回る23.7%を記録しました。
連結総資産は466億米ドルに達し、子会社を含む従業員数は10万1,000人を超えるとともに、同社の戦略的目標に沿って、2025年に実施された投資額は60億米ドルに達しました。これにより、過去5年間の累計投資額は約200億米ドルとなっています。
国際情勢が変化するなかで、2026年1月および2月の堅調な業績を受け、2026年のEBITDARマージンは同社の長期目標である22~24%の範囲内になると見込まれています。
ターキッシュ エアラインズは、欧州において最も多くのフライトネットワークを誇る航空会社としての地位を維持しながら、2025年を通じて着実な成長を続けています。貿易摩擦による経済的不確実性や国際情勢の緊張、さらに航空業界における航空機の納入遅延やエンジン供給問題といった課題にもかかわらず、同社は生産上のボトルネックを乗り越え、2025年末までに保有機材数を前年比5%増の516機へと拡大しました。また、旅客数は9,260万人、貨物輸送量は220万トンを記録し、同社の歴史上最高の運航実績を達成するとともに、「第2の500機体制時代」を迎えました。
2025年の総収益は、旅客事業の力強い貢献により前年同期比6.3%増の241億米ドルとなりました。旅客収益は、国際線およびプレミアム層からの堅調な需要に支えられ、7.4%増加しました。一方、世界貿易の伸びの鈍化や関税の影響により貨物単価は下落したものの、貨物輸送量が16.6%増加したことで、貨物収益は34億米ドルを記録しました。インフレによるコスト上昇圧力やエンジンに関する課題が続く中でも、同社の2025年の営業利益は22億米ドルとなりました。
ターキッシュ エアラインズ取締役会長兼執行委員のアフメット・ボラット教授は、2025年第3四半期の業績について、次のように述べています。
「極めて困難で予測不可能な事業環境の中にあっても、2025年に達成した財務面での成果は、多様化した収益構造によって急速に変化するビジネス環境や国際情勢に適応できる当社の能力を改めて示すものとなりました。長期的な価値創造を目指す戦略のもと、2025年に実施した投資やパートナーシップの構築は、当社のグローバル展開をさらに拡大し、創立100周年に向けたビジョンの実現に向けた重要な節目となりました。」
2025年のEBITDAR(営業キャッシュ創出力指標)は57億米ドルとなり、EBITDARマージンは年初に設定した目標の中間値を上回る23.7%を達成しました。2025年後半の好調な業績は2026年初頭にも継続しており、2026年のEBITDARマージンは同社の長期目標に沿った22~24%の範囲になると予測されています。
ターキッシュ エアラインズは2025年を好調な成果で締めくくり、比類なきフライトネットワーク、最新の機材、世界高水準のサービス、そして堅調な業績により航空業界をリードし続けています。今後も同社は、創立100周年戦略およびトルコの発展目標に沿って、航空業界の持続的成長への貢献をさらに拡大していく方針です。





