露天風呂から見る花火
長野県の中央に位置する諏訪市は精密機械メーカーの集積地として知られる一方、信州最大の湖である諏訪湖に代表されるリゾート地としての顔も併せ持つ。その代表格は温泉で、諏訪湖畔にある「上諏訪温泉」は、豊富な湯量を誇る県を代表する温泉地となっている。
市内には数カ所の源泉があり、泉質は肌にやさしい弱アルカリ性。観光経済新聞社が主催する「にっぽんの温泉100選」の2025年の総合順位は過去最高の第24位に。数多くの温泉地を抱える長野県の中で最高位となった。
上諏訪温泉といえば花火を思い浮かべる人も多いだろう。春の到来を告げる「上諏訪温泉 春の花火2026」は桜の季節にあわせて春らしい色の花火を4月10日~12日、3日間限定で打ち上げる。夏休み期間の約1カ月間開催される「諏訪湖サマーナイト花火2026」は、7月24日~8月23日(8月15日を除く)に開かれる。期間中は毎晩、午後8時30分から10分間、花火が上がる。

露天風呂から見る花火
昨年、分散方式に変更して6年ぶりに復活した全国新作花火競技大会。今年も「全国新作花火チャレンジカップ2026」として開催する。開催日は予選が9月の毎週土曜日の4回、決勝が10月の最終土曜日となる。
諏訪湖でのアクティビティも充実している。諏訪湖周には1周16キロメートルのサイクリングロードとゴムチップ舗装のジョギングロードが整備されており、多くの人々が楽しんでいる。市内にはレンタサイクル店があり、大人から子供までさまざまなタイプの自転車を用意しているので、大変便利だ。
諏訪湖上でのコンテンツもたくさんあり、さまざまな体験が可能。諏訪湖を船で巡る「観光遊覧船」は湖上から周囲の山々の眺望が楽しめ、「水陸両用バス」では湖周観光地への周遊と諏訪湖へのダイブで新感覚な興奮を味わえる。「カヤックツアー」や「足漕(こ)ぎスワンボート」も人気。カヤックはインストラクターが丁寧にレクチャーしてくれるので初心者でも安心・安全だ。
諏訪湖と並び訪れたい景勝地として霧ヶ峰高原がある。高原を駆け抜けるビーナスラインのルート上に位置し、霧鐘塔や薙鎌神社からは絶景を楽しむことができる。春から夏のシーズンには高山植物の美しい花が咲き競い、多くの観光客を魅了する。

霧ケ峰高原のコバイケソウ
「長野県霧ヶ峰自然保護センター」では、そこでしか見られない動植物や地質、歴史などを実物や写真パネルで紹介。眺望が良いテラス、霧ヶ峰の魅力を紹介する映像コーナーも設けている。
諏訪へのアクセスも改善された。昨年7月に待望の諏訪湖スマートインターチェンジが開通。諏訪湖を一望できる諏訪湖サービスエリアに設置され、湖畔に直結し上諏訪温泉まで10分強。諏訪インターチェンジと組み合わせ、ビーナスラインと諏訪湖を周遊するコースを楽しむことができる。




