下呂温泉街の全景
「日本三名泉」の一つに名を連ねる下呂温泉(岐阜県下呂市)は、2025年度の「にっぽんの温泉100選」で第2位に浮上した。2020年以降5年連続で3位内にランクインしており、旅行会社の社員が注目する国内屈指の温泉地だ。

下呂温泉街の全景
泉質は単純泉(アルカリ性単純泉)で、リウマチや病後・疲労回復、神経症などに効能がある。滑らかな肌触りは美容や健康づくりにも優れた効果があり、女性好みの湯といえる。
三つの共同浴場で外湯が楽しめる。足湯も8カ所設置され、散策の途中で気軽に入れるのも魅力。お得な「湯めぐり手形」を購入すれば3軒で入浴することができ、旅の記念や土産にもピッタリだ。
JR下呂駅を下車してすぐの温泉街をぶらぶらしながら、食べ歩きするのもいい。飛騨牛を使った「すきやきコロッケ」やソフトクリームの上に温泉たまごがトッピングされた「温玉ソフト」、最近では「下呂プリン」も人気。
欠かせないのが飛騨牛だが、注目されているのがジビエ料理。県は「ぎふジビエ」加盟店登録制度を設けているが、下呂温泉では水明館が登録されており、絶品のジビエ料理が味わえる。
自然豊かな環境を思い切り楽しむアクティビティも充実。ウェットスーツに着替えてシャワークライミングが楽しめる小坂の滝めぐりや、東仙峡金山湖でのカヤックやSUP体験などで猛暑から解放されよう。クアオルトウォーキングもおすすめ。健康づくりのためのウォーキングコースは下呂市内に2コース設置されている。
下呂温泉は温泉やグルメ以外にも、周辺の各エリアで多様なイベントを実施している。
下呂市南西部の金山エリアでは、「筋骨(きんこつ)」と呼ばれる、細い路地が迷路のように絡み合った道をガイド付きで散策できる「筋骨めぐり」が注目されている。昨年に発売された人気ホラーゲーム『SILENT HILL f』は、同エリアが舞台となった。以降、ゲームの世界観に浸りたいファンが国内外から駆け付け、仮装や写真撮影などを楽しんでいるという。

「筋骨めぐり」の様子
また、今年の9月11日から11月8日にかけて、“日本最深部の国際芸術祭”として注目を集める「下呂Art Discovery2026」も開催する。2024年秋に実施したアートイベントから規模を拡大。下呂温泉街周辺はもちろん、小坂エリアでは廃校を、萩原エリアでは飛騨街道の萩原宿を活用するなど、さまざまなアート作品を展示する。下呂市長の山内登氏が実行委員長を務める、同市のビッグイベントだ。

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