朝食会場でのカイゼンについて、カイゼンリーダーから説明を受ける参加者
旅館経営人財育成アカデミーは5、6日の両日、岐阜県・下呂温泉の水明館で、「トヨタ生産方式による生産性向上セミナー」を開催した。水明館が導入、実施している「カイゼン」に代表されるトヨタ生産方式(TPS)について、現場担当者からの事例発表や実際の仕事現場の視察などを行い、取り組みについて学んだ。
現場視察で「カイゼン」の効果学ぶ
同アカデミーはJTB協定旅館ホテル連盟(以下、旅ホ連)、JTBグループ各社などからの出捐(しゅつえん)金によって設立。基金を作って運用することで、旅ホ連会員施設を対象にした経営セミナーなどの学びの機会を割安な価格で提供している。
今回のセミナーは、TPSによる経営改善を指導するJPEC(岐阜県大垣市)の山田直志社長(岐阜協立大学大学院非常勤講師)の下で、旅館の各種業務プロセスを継続的に改善し、生産性や品質、モチベーションを向上する活動「カイゼン」に取り組んできた水明館や下呂温泉地域の取り組みを学ぶことを目的に実施。北海道から熊本まで全国から旅館・ホテル経営者や支配人、料理長など定員を超える34人が参加した。
初日は同社でカイゼンリーダーを務めるメンバーによる月2回のカイゼン会議を見学した後、カイゼンリーダーらの案内を受けながら、朝食会場、大型コンベンションルーム、ハウスキーピングの各バックヤードを視察。その後、山田氏のセミナー「トヨタ生産方式が現場の生産性とおもてなし(品質)を極め高収益企業に変えていく」を聴講した。
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