観光庁長官賞を受賞した越乃雪本舗大和屋のマンホール煎餅
旅の楽しみの一つに土産の購入がある。その土地ならではの土産であるのはもちろんだが、それが権威ある賞に選ばれていると価値がグッと高まる。外国人旅行者も日本の土産に関心を示し購買しており、観光消費額引き上げの一因ともなっている。
日本商工会議所と全国観光土産品連盟は、全国各地の優れた観光土産品を選ぶ「ニッポンおみやげアワード」(全国推奨観光土産品審査会)を実施しており、このほど2025年度(第66回)の受賞商品を発表、延べ61商品を選んだ。
受賞した土産品が海外からの旅行者にもアピールできるよう「NIPPON OMIYAGE AWARD」のロゴが使用できるほか、全国の信用金庫約7千店舗のネットワークを活用した「よい仕事おこしネットワーク」が運営する「お取り寄せガイド」への掲載、ジャパンショッピングツーリズム協会とのプロモーション連携など、広報PRの支援を受けることができる。
審査委員長は連盟の細田安兵衛会長(榮太樓總本舗会長)で、審査委員には元スピードスケート選手の岡崎朋美さん、女性初の狂言師・和泉淳子さんらが名を連ねている。
審査部門は「菓子」「食品」「民工芸」「グローバル」の四つで、25年度は全国274社・466商品が出品され、延べ61商品を選んだ。
今回から、日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、日本酒・焼酎・みりんなどを対象とした「伝統的酒づくり賞」を新設した。
主な受賞商品をみると、訪日客をターゲットにしている「グローバル部門」(国土交通大臣賞)は日根野勝治郎商店(京都府)の「おふきpetit」(税込み2200円)に。京都の職人が着物と同じ絹の生地を使い、一点一点すべて手作業で、丁寧に染め上げられたメガネ拭きだ。
また、観光庁長官賞は越乃雪本舗大和屋(新潟県)の「マンホール煎餅街しるべ」(同1296円)。ご当地デザインのマンホール巡りをモチーフにしたせんべいで、地域振興と絡めたアイデア商品が評価された。
このほか、厚生労働大臣賞(菓子部門)はにしき堂(広島県)の「せとこまち」、農林水産大臣賞(食品部門)はなごやきしめん亭(愛知県)の「あじわい鍋みそ煮込うどん」などが選ばれた。

観光庁長官賞を受賞した越乃雪本舗大和屋のマンホール煎餅





