サービスパーソン11人がエントリー
全国から選ばれた熟練技能者が技の日本一を競い合う「第33回技能グランプリ」がこのほど、インテックス大阪(大阪市)など計4会場で開かれ、4部門の中で秀でた参加者各1人に内閣総理大臣賞、その他各部門の金賞受賞者に厚生労働大臣賞が贈られた。このうち一般部門・レストランサービス職種では、帝国ホテル東京の嶋末小由紀氏(東京都)が金賞/厚生労働大臣賞に選ばれた。
技能グランプリは、厚生労働省、中央職業能力開発協会(JAVADA)、全国技能士会連合会が主催。特級、1級および単一等級技能士の技能と地位の向上、技能尊重機運の醸成を目的に、1981年の第1回開催以降隔年で開催している。繊維、建設、一般製造、一般の4部門、30職種について競技が行われ、今大会には全国から430人が参加した。
このうち一般部門のレストランサービス部門には全国の旅館・ホテル、レストランに所属するサービスパーソン11人がエントリー。「専門知識問題筆記試験30問」「飲料6種のブラインドテイスティング」「スタンダードカクテル2種の作成」「ファインダイニングにおけるディナータイムサービス」の4課題について審査を受けた。このうちディナータイムサービスについては、関係者や一般観覧者が見守る中、審査員らをゲストとして、赤ワインのデカンタージュやカモのローストのデクパージュ、フランベデザートのサービスなどを行った。
競技後には競技運営を行った日本ホテル・レストランサービス技能協会(HRS)が総評。ワインをはじめとするアルコール飲料のテイスティング知識のさらなる蓄積や、フランベデザートの課題意図を読み取った副材料の生かし方、補佐するコミとのコミュニケーションによるスムーズで適切なサービス提供の必要など、詳細なアドバイスを行った。森本昌憲HRS会長もあいさつし「競技会は、普段の仕事での学びの数十倍の力がある。競技で体感したことや審査員からの真剣なコメントを、技術の向上や今後の新たな目標設定にぜひ役立ててキャリアを積んでほしい」と激励した。
関係職種の結果は以下の通り(敬称略)。
会員向け記事です。





