Uber Japan 株式会社は2月19日、全国の主要なパートナータクシー会社を招いた「Uber Summit 2026 – 共創するモビリティの未来 -」を虎ノ門の「TOKYO NODE」で開催した。Uber Japan がタクシー事業者を対象にしたリアルイベントを開催するのは今回が初めて。
配車アプリ普及で転換期迎える業界
配車アプリの普及、インバウンドの増加、日本版・公共ライドシェアの導入などを背景に、日本のモビリティビジネスを取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。
本イベントでは、Uber Japan の最新モビリティ戦略の説明に加え、業界をリードするタクシー事業者の経営者によるパネルディスカッションを実施。データ活用による運行効率の向上、インバウンド需要への対応、ドライバーの稼働最適化など、デジタル技術を活用した持続可能な事業モデルについて議論が交わされた。
Uber Japan は現在、日本国内で1,000社を超えるタクシー事業者と提携。配車アプリを通じた乗車件数は拡大を続けている。今回のサミットは、こうした拡大基盤を背景に、競争ではなく「共創」を軸とした産業発展モデルを打ち出す場となった。
全国のタクシー事業者・ドライバーを表彰
イベントでは「Uber Summit Awards 2025」の受賞者を発表。本アワードでは、2025年の実績に基づき、7カテゴリー15部門の賞を設定し、全国のタクシー事業者とドライバーの中から厳正なる審査に基づき選定した。
「Uber of The Year」では、応答率・運用実績において特に優れた3社を選出。金賞には日の丸交通株式会社世田谷営業所、銀賞には仙台中央タクシー株式会社本社営業所、銅賞には西日本自動車株式会社本社営業所が選ばれた。
各地域で高い乗車実績と継続的成長を達成した事業者を表彰する「Taxi of The Year」では、北日本・中日本部門で平岸ハイヤー株式会社、関東部門で芙蓉交通株式会社、関西部門で神戸相互タクシー株式会社西宮営業所、西日本部門で光タクシー株式会社曙営業所が受賞。
2025年からUber Taxiの稼働をスタートし、各地域で高い乗車実績と優れた応答率などを達成した事業者を表彰する「Rookie of The Year」では、北日本・中日本部門で株式会社富岳貸切自動車、関東部門で大曽根タクシー株式会社、関西部門で奈良近鉄タクシー株式会社、西日本部門で旭タクシー株式会社が選出された。
個人ドライバーの活躍も評価
個人ドライバーの表彰も行われた。
「Diamond Driver Award」では、Uber ProのDiamondランクのドライバーでUber Taxiで特に高い乗車実績と成長率などを達成した株式会社ワイキャブ横須賀営業所のK様が受賞。
2025年に1日に最も多くの乗車完了数を記録したドライバーを表彰する「Uber Day Award」では横浜交通株式会社横須賀営業所のM様、2025年を通して最も多くの回数チップを獲得したドライバーを表彰する「Best Hospitality Award」では株式会社鐘のI様がそれぞれ選ばれた。
また、Uberプレミアムのパートナーとして最も大きな乗車実績を上げており、高い乗車実績と継続的な成長を達成した事業者を表彰する「Premium of The Year」では株式会社Zが受賞した。
「プロドライバーをリスペクト」
Uber Japan 株式会社代表ゼネラルマネージャーの山中志郎氏は「日々現場でお客さまの移動を支えてくださっているタクシー事業者・ドライバーの皆さまに、心より敬意を表します。Uber Japan は、テクノロジーを活用しながらも、最終的に価値を生み出すのはお客さまと向き合うタクシー事業者の皆さまであると考えています。本日の受賞者の皆さまは、その努力と進化を体現されています。今後もパートナーの皆さまと共に、日本のモビリティをより良いものへと進化させていきたいと考えています」とコメント。
受賞者からもコメントが寄せられた。
Uber of the Year金賞を受賞した日の丸交通株式会社世田谷営業所は「コロナ禍という厳しい事態に直面し、Uberとの提携に踏み切り、タクシー業界だけでなく現場からも厳しい批判をいただきました。しかし、プロドライバーをリスペクトし、ライドシェアの全面解禁ではなく、日本のタクシーに寄り添った施策を支持すると約束し、今日までそれを守ってくれたUberとは、今後も激論を交わせる仲でいたいと思います」とコメント。
Premium of The Year を受賞した株式会社Zは「Premium of the Yearの受賞、誠に光栄に存じます。Uber社と共に、『プレミアム』という新しいジャンルにチャレンジし、お客様に今までなかったハイヤーのオンデマンドサービスを、ドライバーにはより豊かで楽しい職場環境を、引き続き1人でも多くの方々に提供していきたく存じます」とした。
Diamond Driver Awardを受賞した株式会社ワイキャブ横須賀営業所のK様の所属する会社は「この度、弊社乗務員が『ダイヤモンドドライバー賞』を頂戴し、心より感謝申し上げます。全国で活躍するUberドライバーの中から選出される最高位の賞に選ばれたことは、弊社の誇りです。日々の努力とお客様への真摯なサービス姿勢が評価された結果と受け止め、大変光栄に存じます。今後もUber Japan様との連携を深め、安全で質の高いサービス提供に尽力してまいる所存です」とコメントを寄せた。
全国展開を加速
Uber Japanは国内約1,000社のタクシー会社と提携し、47都道府県でタクシーの配車が可能な「Uber Taxi」を提供。札幌市・東京23区・成田市・京都市・大阪市・福岡市でプレミアムなハイヤー車両や最大5名乗りのワゴンを配車できる「Uberプレミアム」のサービスも展開している。
また京都府京丹後市、石川県加賀市、長野県湯沢温泉エリア、大分県別府市において自治体とのパートナーシップによる自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)を、2024年4月からはタクシー会社とのパートナーシップによる自家用車活用(日本版ライドシェア)のサービス提供をサポートしている。





