岡本彰夫氏
「第20回国内観光活性化フォーラムinなら」では、春日大社の元権宮司で、奈良県立大学客員教授を務める岡本彰夫氏が、「大和の旅 記紀に載らない大和の神話を訪ねて」と題する基調講演を行った。奈良県に伝わる、大和地方の伝承として、数々の神話や逸話を紹介。現代を生きる日本人が、かつての道徳観や誇りを取り戻すためには、地域の光を「見て感じ取る」真の意味での「観光」が求められていると力説した。
神話の神々も旅…「旅で人生が変わる」
冒頭、岡本氏は「奈良は(現代まで)ずっと歴史を保ってきた。それは生きた人が生きた人に教えることが伝わっているということだ」とし、地元が大事にしてきた伝承と、歴史の重み、深さを語った。自身が出演するテレビ番組も会場で披露。神武天皇にまつわる史跡や、聖徳太子の愛犬・雪丸が眠る犬塚、蘇我入鹿の生首が落ちたとされる場所、伊勢神宮を建立した人物とされる倭姫命(やまとひめのみこと)が伊勢を目指した旅の逸話など、数々の言い伝えを紹介した。
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