Skyscanner Japan株式会社は1月15日、「2026年の海外旅行意識調査」の結果を発表した。調査によると、8割の回答者が海外旅行資金確保のために「日常の出費を我慢できる」と回答。円安や価格高騰の影響で費用面への懸念を抱きながらも、データに基づいた判断や計画的な節約を行い、コストパフォーマンスを最大化する「ロジタビ」と呼ばれる旅のスタイルが浸透しつつある実態が明らかになった。

「費用」が最大の心理的ハードル、日常のプチ贅沢を削って旅行資金に充てる傾向
調査では、2026年の旅行予約について66%が「心理的負担を感じる」と回答。その最大の理由として74%が「費用が気になる」と答えた。こうした経済的要因は多くの旅行者にとって最大の課題だが、旅行者はこの課題に対して「計画的」に向き合う姿勢を見せている。
海外旅行資金を確保するためなら、8割が日常生活での出費を調整する意思があると回答。具体的な節約項目として最も多かったのは「外食」で52.3%、次いで「タクシー」36.2%、「テイクアウト」34%と続いた。このほか「新しい服の購入」32%、「友人との交流」32%なども節約対象として挙げられている。
時間の使い方も計画的で、約6割が「週末や祝日に合わせて休暇を調整し、旅行日数を確保する」と回答。これらのデータから、旅行が「思いつきで行くもの」から、日々の生活の中で資金と時間を組み合わせ、計画的に「非日常の体験」に一点集中で投資する堅実な旅行スタイルへと変化していることがわかる。

「宿泊施設」は妥協可能、行き先や旅行期間は重視
費用を抑えるための妥協点については、「宿泊施設を変更する」が37.1%と最多となった。一方で「旅行期間を短縮する」は26%、「目的地を変更する」は19%と比較的少ない結果に。「行きたい場所へ行き、十分な時間を過ごす」という体験の核を守るために、ホテルのランクなどは柔軟に調整するという、メリハリの効いた判断が行われていることが明らかになった。
その他の妥協点としては、「別の時間帯に飛行機を利用する」28%、「より安いアクティビティを予約する」23%、「別の空港から飛行機を利用する」19%などが挙げられている。一方で「妥協しない」という回答も24%あった。

約2人に1人が「最安値」情報を重視、データに基づく「ロジタビ」へ
1月に翌年の旅行を予約する可能性を高める要因として、「最も安い旅行先を知ること」と約2人に1人が回答した。また、「最も安い旅行先のヒントを得る」も上位に入っている。感覚で決めるのではなく、価格トレンドやデータに基づいて最もお得なタイミングや行き先を狙う、合理的な旅のスタイル「ロジタビ」が定着しつつある実態が浮き彫りになった。
同調査は2025年12月10日~15日にインターネットで実施され、旅行に興味のある18歳以上の日本人1,000人が回答した。





