旧奈良監獄の外観
星野リゾートの最高峰ブランド「星のや」の一つで、国の重要文化財「旧奈良監獄」を活用したラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」(奈良市)が6月25日に開業する。星のやブランドとしては9施設目。旧奈良監獄を象徴する、赤レンガの壁や放射状に伸びる舎房など、歴史的意匠を残したラグジュアリーホテルとして再生する。

旧奈良監獄の外観
旧奈良監獄は、明治政府が計画した五大監獄のうち唯一現存する貴重な建築物として歴史を刻んできたことから、ラグジュアリーホテルとしての新たな時間の始まりを表現するため、ホテルのコンセプトに「明けの重要文化財」を掲げた。文明開化期の西洋文化を随所に取り込み、歴史の深みと圧倒的な非日常性を創出する。
客室は当時の舎房を連結させた全48室のスイートルームで、寝室、リビング、ダイニングなどを分けることで、滞在シーンに応じた多彩なくつろぎを演出。客室タイプの一つ「The 10-Cell」(60平方㍍)は、独居房を10房分つなげ、手積みレンガ壁や太い鉄柱など文化財の要素と現代的デザインを調和させた空間に仕上げた。別棟のダイニングでは、日本人の感性を加えたフレンチを提供するほか、星のやらしい空間演出やアクティビティも計画している。

客室(The 10-Cell)の間取り図

寝室
開業に先駆け同日、特設ページ(https://hoshinoresorts.com/hoshinoya-tokutouseki/)を公開し、宿泊の予約受け付けを開始した。料金は1泊1室あたり14万7千円から(税、サービス料込み、食事別)。同じ敷地内にあり、旧奈良監獄の歴史を知ることができる「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」は4月27日に開館する。




