滋賀県・おごと温泉、電動キックボードなど導入開始 利便性高め活性化 


導入した新モビリティ車両とおごと温泉のマスコットキャラクタ―「おごとん」、関係者ら

 おごと温泉観光協会(滋賀県大津市、池見喜博会長)は12月1日から、電動キックボードのシェアリングサービスなどからなる新モビリティプロジェクトを始めた。滋賀ダイハツ販売が協力して車両などを提供。27年実施のデスティネーションキャンペーン(滋賀DC)を視野に、課題だった2次交通の課題解決とともに、既存観光施設の利用促進を目指す。

 同プロジェクトで導入したのは、電動キックボード4台、3人乗り電気バイク(トゥクトゥク)1台、カーシェア用自動車1台。滋賀ダイハツ販売が地域振興の一環として滋賀県内の長浜や浜大津周辺などで展開するシェアリングサービス「ハッピーボード」などの取り組みを活用した。足湯やカフェ、土産店などを併設するおごと温泉観光公園(大津市雄琴1の2の17)に設置。同公園で貸し出しを行う。貸し出し拠点とすることで、温泉公園の利用促進にもつなげる狙いがある。

 貸し出し時間は午前9時~午後5時。電動キックボードとカーシェアは専用アプリ、サイトから登録して利用する。トゥクトゥクは同公園で対面での手続きの上、利用できる。

 料金は電動キックボードが15分330円から、トゥクトゥクが1時間3千円から、カーシェアが15分220円から。

 今後旅館の宿泊客への案内も行い利用促進を図るほか、旅館の従業員の通勤時の利用なども促す考え。1月中をめどにJRおごと温泉駅への電動キックボードの配置も予定されており、貸し出し拠点の複数設置による乗り捨てサービスも展開する見通し。27年10~12月開催の滋賀DCでの観光利用促進にもつなげたい考えだ。

 18日におごと温泉のおごと温泉観光公園で行った同プロジェクトのお披露目式には、池見会長らおごと温泉の関係者のほか、滋賀ダイハツ販売の平田誠専務など同社関係者、JR西日本の関係者らが出席。

 あいさつした池見会長は「おごと温泉に何が足りないのかを考える中で、2次交通の不足は大きな課題だった。新しいモビリティは、観光のお客さまには2次交通問題の解消だけでなく、観光コンテンツとしても発信できる。またベッドタウンでもあるおごとで、観光協会として地元の人の利便性向上にも貢献できるのではないかと考えている」と述べ、新モビリティの活用による地域の活性化への意欲を示した。


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