11月の景気ウォッチャー調査 内閣府 現状DIサービス関連が上昇 クマ報道で宿泊キャンセルも


 内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の2025年11月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比0.4ポイント減の48.7。サービス関連が上昇も、飲食関連が低下した。宿泊事業者から、人の動きが好調も、クマ出没の報道で問い合わせやキャンセルが出ているとの声がある。

 調査は地域の景気の動きを観察できる業種の人々に、3カ月前と比較した景気の現状と、2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。

 現状判断DIは、サービス関連が同0.5ポイント増の51.3と、5カ月連続で上昇。小売関連は同0.1ポイント増の48.3と4カ月連続で上昇した。

 飲食関連は同2.8ポイント減の41.6と3カ月連続で低下した。

 先行き判断DIは、サービス関連、小売関連、飲食関連の全てが前月比低下した。

 景気判断理由の主な回答は次の通り。

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