ユネスコ無形文化遺産「高山祭の屋台行事」
岐阜県が12月22日に発表した2024年の観光入り込み客統計調査によると、延べ人数は6655万7千人で、前年比7・0%増となった。観光消費額は4012億7300万円(同31・8%増)と大きく伸び、過去最高を更新した。
観光入り込み客数の実人数は4469万8千人で、前年比2・4%増。内訳は、宿泊客数が741万6千人(同24・8%増)で、コロナ禍前の19年と比較しても20・1%増と全体の伸びをけん引した。このうち外国人宿泊客数は165万人で、前年の75万4千人から2倍以上増加。一方、日帰り客は3728万2千人(同1・1%減)だった。
観光消費額の内訳は、宿泊客が2611億8300万円(同62・4%増)、日帰り客が1400億9千万円(同2・4%減)。1人当たりの平均消費額は、宿泊客が3万5219円(同30・1%増)と大きく伸びたのに対し、日帰り客は3758円(同1・2%減)と微減した。
行祭事・イベントの入り込み客数は、天候に恵まれた影響もあり、「高山祭」(高山市)が37万人と前年の28万人から大きく増加し、1位に。また、「大垣まつり」(大垣市)も16万人(同8万人、20位)と伸びをみせ、8位にランクインした。

ユネスコ無形文化遺産「高山祭の屋台行事」




