勉強会の様子
観光庁と九州運輸局は2日、宿泊業の生産性向上をテーマとした勉強会を福岡市内で開いた。宿泊業の経営者らが参加し、6月に運輸総合研究所が取りまとめた「宿泊産業の生産性向上についての手引き」について理解を深めた=写真。
冒頭、国土交通省九州運輸局の進藤昭洋観光部長があいさつし、「現場の声を聞くことを何より重視してきた。忌憚(きたん)のない意見を頂き、実りある場としたい」と語った。
続いて、運輸総合研究所の和田浩一理事長(元観光庁長官)は、観光産業が国内外消費で約30兆円、530万人の雇用を生む基幹産業であると強調。「宿泊産業は地域づくりの主役として期待したい」と述べた。
会場には、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の井上善博会長、日本旅館協会の桑野和泉会長、全日本ホテル連盟の清水嗣能会長の3団体トップも来賓として出席し、業界の関心の高さがうかがえた。
会員向け記事です。





