日本旅行が30年度までの新中計を発表
日本旅行は12月19日、2026年度から30年度までの新たな中期経営計画「日本旅行グループ中期経営計画 2026―2030 新章」を発表した。30年度までの5年間を「構造変革期」と位置付け、その先に想定する「発展成長期」に向けた備えを徹底推進するとした。
「ソリューション事業の価値創造」「デジタルを軸にしたツーリズム事業の進化」「インバウンド・グローバル事業における利益創出」「AI活用やDX等による抜本的な生産性向上」「着地コンテンツや宇宙事業など新規事業の開拓と基幹事業化」の五つの事業戦略を示した。
ツーリズム事業では「デジタルツーリズムの加速化」「JR西日本グループ連携を含めたニューツーリズムへの投資」「Web機軸による新たな事業展開と価値創造」を掲げた。仕入れ、造成、販売機能をウェブ機軸へさらにシフト。30年以降、主流になるとされる「AIエージェント」に対応したシステム構築、事業展開を図る。




