「一度行ってみたい」は由布院が1位
リクルートのじゃらんリサーチセンター(JRC、沢登次彦センター長)は12月10日、「じゃらん人気温泉地ランキング2026」を発表した。3部門のうち、「もう1度行ってみたい温泉地」をランキングにした「全国人気温泉地ランキング」では、前年に続き群馬県・草津温泉が1位を獲得。一方、まだ行ったことはないが一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」では、前年6位だった大分県・由布院温泉が1位に躍り出た。
同ランキングは、同ランキングは、今回で20回目。今回は2025年9月1日から13日までの期間で調査。24年8月から25年7月までに「じゃらんnet」を利用した会員を対象に、インターネット上でアンケートを実施し、1万2595人からの回答を得た。対象の温泉地は東京都を除く全国334温泉地で、今回から沖縄県のシギラ黄金温泉、三重城温泉が追加された。
ランキングは、もう1度行ってみたい温泉地を集めた「全国人気温泉地ランキング」、まだ行ったことはないが一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」、そして穴場温泉地の推奨率を競う「おすすめしたい穴場温泉地ランキング」の3部門で構成。
「全国人気温泉地ランキング」は、1位が草津温泉(2462票)、 2位は大分県・別府温泉郷(2243票)、3位は神奈川県・箱根温泉(2131票)となった。前年に続き草津温泉が1位を獲得したほか、前年5位だった別府温泉郷が2位にランクイン。箱根温泉は順位を前回の2位から3位に落とした。
「全国あこがれ温泉地ランキング」は、1位が由布院温泉(2250票)、2位は山形県・銀山温泉(2232票)、3位は草津温泉(2164票)がランクイン。前年6位だった由布院温泉、同3位だった銀山温泉がそれぞれランクアップした。
「おすすめしたい穴場温泉地ランキング」は、1位が秋田県・乳頭温泉郷(推奨率30.2%)、2位は北海道・ぬかびら源泉郷(27.4%)、3位は青森県の下風呂・薬研温泉(25.9%)となった。乳頭温泉郷は不動の1位を堅持したが、ぬかびら源泉郷は前年9位から急上昇した。




