ワークショップの様子
近畿日本ツーリスト(永﨑安基社長)では、KNT―CTグループのサステナビリティ方針のもと「社員がもつ能力を最大限に発揮できる環境整備」を掲げ、人材育成や女性活躍推進、両立支援などに取り組んでいる。近年は「健康経営優良法人」の認定取得を目指し、生理などによる体の不調があった際、休暇を取得しやすい職場環境の整備を進めている。
今月5日、女性社員の活躍をさらに推進するべく、役員を対象に「生理痛の疑似体験研修」を東京・西新宿の本社で実施。外部講師を招き、生理の仕組みや生理痛の症状に理解を深めた後、専用機器で生理痛を疑似体験した。後半にはワークショップも開かれ、女性社員が活躍するために必要な社内制度の在り方などを議論した。
現在、同社は社員のおよそ6割弱を女性が占める。一方、女性の管理職割合は今年10月1日時点で22%にとどまっており、2030年度末で35%まで引き上げることを目指している。
会員向け記事です。





