東武トップツアーズは来年1月25日、廃校をリノベーションして酒造りを行う前日光醸造所（栃木県鹿沼市）と連携し、「オリジナルの日本酒造り体験日帰りツアー in 鹿沼」を実施する。観光庁の令和6年度「地域観光新発見事業」に採択された取り組みで、伝統技術の継承と地域資源の活用を図り、持続可能な観光地づくりにつなげる狙いだ。
同社は今年、通年型の酒造り体験プログラムとして、田植祭の参加ととみそ作りを行う第1弾イベント、稲の収穫と米ぬか団子の試食を組み合わせた第2弾を開催。本ツアーはその第3弾で、これまでに植えた伊勢産の「イセヒカリ」を使った日本酒造りの工程を体験してもらう。
会場となる前日光醸造所は、旧上粕尾小学校を再生した施設で、体育館を改装した「NEO酒蔵」で、醸造家から直接指導を受けながら、酒造りに重要な作業の一部を体験。また、鹿沼産の旬の食材を使った弁当と日本酒の試飲を用意し、料理とのペアリングを楽しめる。米こうじを使った甘酒作り体験も盛り込んだ。
親子での参加も歓迎しており、未成年でも酒造り体験が可能。参加者には、完成した日本酒（720ml）1本が後日送付される。詳細、予約は同社公式サイトの予約ページ（https://tobutoptours.jp/domestic/tour_detail.html/?plan_code=0960509S1&adult=1&date=20260125）から。
チラシ
