「講座1」は12月24日まで募集中
東京都は、観光関連事業者の経営力向上による観光産業の活性化を推進している。2026年1、2月には都内観光関連事業者向けの新たな教育プログラムとして、東京都立大学と連携した講座「東京の持続可能な観光を実現するマネジメント体制を学ぶ」を2コース開講する。1月の指定日に実施する「講座1」は12月24日まで、2月上旬に実施する「講座2」は1月23日まで、参加者を募集している。
今回の講座は、新たな地域産業の育成や働き手不足への対応、気候変動問題など、持続可能な観光地域経営の実現を目指す人材の育成が目的。
講座1「指標を活用した持続可能な観光地域経営の進め方」は、1月8、10、12、15、17日の5日分実施。指標を活用した持続可能な観光地域経営の体系理解と、その遂行方法を学ぶ。募集人員は30名。
講座2「持続可能な観光地域経営における評価方法:経済編」は、2月2~5日の連続4日間で実施。経済関係データの取得・加工方法や分析手法、プラットフォームの活用法を学ぶ。募集人員は20名。
講師陣には、東京都立大学都市環境学部観光科学科の清水哲夫教授、ヌェンヴァンチューン特任助教のほか、かまいしDMC代表取締役の河東英宣氏、長崎国際観光コンベンション協会企画課長の高橋葉子氏が名を連ねる。
両講座とも参加費は無料。対象者は、都内在住、または在勤の観光関連事業従事者(予定含む)。全講義への参加と事前学習が可能で、Wi-Fi接続可能なPCを持参できること、一定の職務経験(講座1は概ね10年以上、講座2は概ね5年以上)などの要件がある。特に講座2は、観光や地方創生分野でのデータ・統計を活用した分析に意欲がある人を対象としている。
会場はビジョンセンター市ヶ谷(東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷駅」A2出口直結)。応募はWebフォームから受け付け、締め切り日時は、講座1が2025年12月24日12時、講座2が2026年1月23日12時。応募状況によっては早期に締め切られる場合があるほか、応募多数の場合は選考の上、受講の可否が連絡される。
詳細は都のホームページで公開中。講座・申込に関する問い合わせは、講座事務局(合同会社ぼたん secretariat-5@en-button.com )まで。




