鶴岡を紹介するページ
米大手旅行ガイド「Fodor’s Travel」はこのほど、同社ウェブサイトにおいて、「より多くの旅行者を必要とし、訪れる価値のある世界の10の目的地」として鶴岡市を選定、紹介した。
世界各地で観光客集中の影響が指摘される中、独自の観光資源を大切にしながら観光産業の成長に積極的に取り組み、観光客の受け入れ態勢も整っている観光地を紹介することで、地域経済の活性化と観光客の分散を図る狙いがある。
同ガイドが紹介したのは、鶴岡市のほか、マダガスカル共和国、ギザー地区(パキスタン・イスラム共和国)、パラオ共和国、イラク共和国、ウガンダ共和国、モンゴル国、カンチェンジュンガ山サーキット(ネパール)、スリナム共和国、ブータン王国。
鶴岡については、「200年前には自然と寺社中心の町で混雑したが、東京と鉄道でつながっているにもかかわらず来訪者が減少した」と説明。「数日間のトレッキングと神道の巡礼地である出羽三山があり、独自の郷土料理によりユネスコ創造都市に認定されている。酒造りの地であり、天然温泉や日本一に匹敵する旅館がある」と魅力を紹介した上で、「鶴岡の国際観光の再生を手助けすることは、オンラインでの日本の狭い見方を広げ、地元の客室を埋める助けになる」とした。
今回の選定に一般社団法人DEGAM鶴岡ツーリズムビューローは「ナショナルジオグラフィックの『2026年に行くべき世界の旅行先』として山形県が選出されるなど、当エリアは旅行先としての国際的な評価も高まっている。旅行者にとっても満足度が高く、また訪れたいと思っていただける地域となるよう、引き続き取り組んでいく」とした。

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