英国有力旅行雑誌「ワンダーラスト」の読者投票ランキング「リーダー・トラベル・アワード」で「世界で最も魅力的な国」第1位に日本が選ばれた。日本が1位を獲得したのは2012年以来、13年ぶり。
他部門では、「世界で最も魅力的な目的地」「文化・遺産」「美食」のカテゴリーでそれぞれ4位に日本が選ばれたほか、「世界で最も魅力的な都市」第2位に東京、「世界で最も魅力的な地域」第7位に北海道がそれぞれ選出された。日本は革新性、精密さ、伝統が融合し、定番スポットを超えて好奇心をもって旅する人にとって魅力的な旅行先として評価された。
日本政府観光局(JNTO)によると、リーダー・トラベル・アワードは、印刷版とデジタル版を合わせた発行部数で英国最大の旅行雑誌「ワンダーラスト」が24年間実施する読者投票ランキング。毎年、世界や欧州の最も魅力的な国、都市、島、地域を含む22カテゴリーごとに、読者の一般投票で受賞者が決定する。25年は過去最多となる20万8千人が参加、合計480万票以上が投じられた。
ワンダーラストのジョージ・キポウロス編集長は、「日本は東京や京都のよく知られた名所だけでなく、その魂を感じさせる秘められた地域においても、旅行者を魅了し続けている。沖縄の離島や金沢の工芸村から、長野の山岳地帯や福岡の食文化に至るまで、旅行者たちはより深く、本物の日本を発見しつつある」とコメントしている。




