ソムリエ・ドヌールに就任した、瀧会長(前列右から2番目)ら
日本ソムリエ協会は11月11日、都ホテル岐阜長良川(岐阜市)で、名誉ソムリエ「ソムリエ・ドヌール」の就任式を開いた。江崎禎英岐阜県知事のほか、瀧康洋下呂温泉観光協会会長(水明館社長)ら4人に、認定証とメダルとバッジを授与した。
ソムリエ・ドヌールは、日本酒などの飲み物の普及とソムリエの育成に功績があり、今後飲料業界並びに協会の発展に尽力することが期待できる、著名人に贈られる「名誉ソムリエ」の称号。
同日の就任式では、江崎知事、瀧会長の他、青山大人衆議院議員、犬房春彦岐阜大学特任教授、村瀬幸雄十六フィナンシャルグループ会長の計5人がソムリエ・ドヌールに就任した。
就任にあたり瀧会長は、スイスのホテルスクールに留学していた頃に言及し、「今でも忘れられないのが、当時ランキング世界一だったローザンヌ近郊のレストラン『ジラルデ』の料理と赤ワインの絶妙なハーモニー。ワインと料理が完璧にマッチした時の感動は忘れられない」と回想。その上で「今回の認定は大変光栄であり、同時に地域の未来づくりに新たな責任をいただいた思いだ。インバウンド客の増加でニーズが多様化する中、これをきっかけに下呂温泉の魅力、水明館が提供する”食と温泉と文化”の価値をより深く、広く発信していきたい」と力強く語った。

ソムリエ・ドヌールに就任した、瀧会長(前列右から2番目)ら




