北海道観光機構、冬の「時間差旅」を提案 東京で情報交換会


道内各地の担当者が旬の観光コンテンツを紹介

 北海道観光機構は10月22日、東京都内で旅行会社、メディアを対象とした観光情報交換会を開いた。混雑を避けながら北海道の冬の魅力を満喫してもらう「時間差旅」を提案したほか、道内各地の担当者が旬の観光コンテンツを紹介した=写真。

 冬の時間差旅のモデル地域として、オホーツク海沿岸の別海町を挙げた。野付半島の結氷した海の上を歩く「氷平線ウォーク」は、一番人気のコンテンツ。昨年度から始まった「夕暮れフォトツアー」は、開始時間を15時に設定し、同行するカメラマンが氷上に沈む夕日をバックにとっておきの1枚を撮影する。

 千歳市の支笏湖温泉では、来年1月末から氷の造形美が楽しめる「氷濤(ひょうとう)まつり」を開催。氷像の歴史や制作過程を学べるガイドツアーや、制作スタッフによる現地での解説などを組み込んだ団体向けツアーを造成した。また、同市にある温泉旅館「丸駒温泉」は10月から、宿泊者向けの無料プログラム「秘湯の学校」を強化。温泉分析書をイラストや図表を用いて分かりやすくプロファイル化(整理・要約)したリーフレットを作成したほか、丸駒温泉の歴史や足元湧出湯の仕組みを紙芝居形式で紹介している。

 帯広コンベンション協会は、食料自給率1345%を誇る十勝の豊かな食文化を生かした「ガストロノミーツーリズム」を紹介。畑の中で食事を楽しむ「ファームトゥーテーブルツアー」や、アイヌの文化と食、音楽を融合した体験型居酒屋を紹介した。関連情報は年末にかけて集約され、来年1月上旬にホームページで公開する。


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