空港グラハンや保安検査の生産性向上に向け、12月に官民マッチング
国土交通省航空局空港技術課は10月29日、「令和7年度空港業務DX推進官民連絡会」の関連技術募集を開始した。同連絡会は12月11日に東京国際空港第3ターミナルビルで開催予定で、空港業務の生産性向上やFAST TRAVELを推進するための取り組みだ。
空港業務の効率化へ技術マッチング
同連絡会は従来のFAST TRAVEL推進に加え、空港業務の生産性向上に向けた取り組みの紹介や関連する最新技術の動向紹介を中心に実施。空港のグランドハンドリング(グラハン)や保安検査業務の生産性向上に関する技術について、ニーズとシーズのマッチングを促進することが目的だ。
募集対象となるのは空港業務、特にグラハンや保安検査の生産性向上に関する取り組みや技術。応募はMicrosoft Formsからオンラインで行う。締め切りは11月10日午後5時まで。
応募された技術については内容や応募総数に応じて選考が行われる。選考にあたっては技術の概要やユーザーニーズとの合致度合いに加え、「航空インフラ国際展開協議会への参加など、海外展開・市場拡大の取り組みの観点等も考慮」するとしている。
発表が採用された場合は、当日パワーポイントによるプレゼンテーションを行う。発表時間は1議題につき15分程度を予定しているが、応募件数により変動する可能性もある。なお、選外となった場合でも、当日参加者への資料配布は可能だという。
連絡会は対面とウェブのハイブリッド形式で開催され、発表資料および配布資料は連絡会開催後、国土交通省ホームページに掲載される予定。
なお、発表資料作成および参加のための交通費等は発表者側で準備する必要がある。




