世界のトップクラスの選手が参加。直線区間は最高時速50キロを超えるスピードだ
3回目、開催地5県に
UCI(国際自転車競技連合)公認の国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」が10日、長崎県佐世保市で開幕した。
初日のエキシビションレース「佐世保クリテリウム」には、本場ツール・ド・フランス出走経験者を含む世界トップクラスの選手たちが集結。
佐世保駅周辺に設定された市街地コースで、スピードと技術の限界に挑む白熱のレースを繰り広げ、コース沿道を埋め尽くした観客を魅了した。
大会は九州地域戦略会議が、ラグビーワールドカップのレガシー継承、サイクルツーリズムの推進、そして近年の自然災害からの復興を象徴するイベントとして企画。2023年の初開催から数えて今回が3回目となる。
今大会では長崎県と宮崎県が初めて開催地に加わり、前回の3県から5県(長崎、福岡、熊本、宮崎、大分)に拡大。宮崎・大分ステージでは大会初の2県共同開催も実現するなど、九州全域を舞台にした広域スポーツツーリズムイベントとしての性格を強めている。
大会には海外8チーム(ワールドチーム2、プロチーム3を含む)と国内10チームの計18チームが参加。1チーム6人編成で総勢108人の選手たちが九州の地を駆ける。世界最高峰のツール・ド・フランス出走経験を持つ選手たちも名を連ね、国際色豊かな顔ぶれとなった。
会員向け記事です。





