
タイのお造りなど瀬戸内の恵みが堪能できる創作会席(一例)
瀬戸内海の離島、広島県大崎上島にたたずむ「きのえ温泉 ホテル清風館」(村上和夫社長)は、自然と温暖な気候に恵まれた温泉宿。柑橘(かんきつ)栽培や造船が盛んな島ならではの食材を生かした料理も宿の魅力の一つだ。
最もこだわっているのが、瀬戸内海で育った天然タイ。地元の漁師が水揚げ後、すぐに締めず、専用の生けすで落ち着かせ、翌朝に締めることで、臭みがなくうまみが際立つ。潮の干満差が大きいため身が引きしまり、ほんのりピンク色に染まった身は甘みも豊か。お造りや煮つけ、釜めしと、どの料理も思わず舌鼓を打つおいしさだ。
島内で栽培される「文田(ぶんだ)シイタケ」のフライやグラタンも人気。肉厚で歯ごたえがあり、かんだ瞬間にジュワッとうまみが広がる。
県発祥の揚げかまぼこ「がんす」や島の柑橘を使ったジャムの食べ比べなど、島の味が満載の和洋朝食バイキングも楽しみたい。
▽広島県豊田郡大崎上島町沖浦1900。TEL0846(62)0555。
公式サイト:https://hotel-seifukan.co.jp/
タイのお造りなど瀬戸内の恵みが堪能できる創作会席(一例)