日本能率協会 専門展示会、10月開催 「北海道の観光振興に寄与」


昨年の様子

 日本能率協会(東京都港区)は10月8、9日の2日間、札幌市のアクセスサッポロで北海道の宿泊、外食産業に関わる製品・サービスがそろう専門展示会「第8回観光・ホテル・外食企業展HOKKAIDO2025」を開催する=写真は昨年の様子。

 北海道経済部観光局によると、昨年4~12月の北海道への観光入り込み客数は3910万人で、そのうち訪日外国人旅行者数171万人と、コロナ禍前の2019年同期比の約86%まで回復しているという。

 また、従来の観光スタイルに加え、アクティビティ、自然体験および、異文化体験などを行う「アドベンチャートラベル」や、「ワイン・ツーリズム」に注目が集まり、「これからますます来訪者が増えることが予想される」と同協会。

 このように観光需要が高まる一方で、北海道の宿泊・外食に関わるサービス産業は、人手不足や省力化などへの対応に加えて、国内外からの観光客の幅広いニーズに対応するためのサービス、設備の充実化が喫緊の課題となっている。

 「同展示会は、北海道観光産業の課題を解決するための製品、サービスを紹介するもので、さらなる効率化・省人化を通して、業界の発展を目指す」と話す。

 これまでの「テクノロジーゾーン」を皮切りに、「バックオフィスゾーン」「冷凍食品・機器ゾーン」「厨房設備・機器ゾーン」といった展示ゾーンに加えて、「道産食品・アルコール飲料ゾーン」「おみやげゾーン」「施設リノベーションゾーン」の3ゾーンを新たに設けた。

 特に、「道産食品・アルコール飲料ゾーン」「おみやげゾーン」では、水産・畜産・農産品、および加工商品、ワイン、日本酒、クラフトビールなど、食の宝庫である北海道の食品・アルコール飲料や、観光客向けのおみやげ製品を展示する。

 併せて、会場内では講演会・セミナーも多数用意している。9日にはホスピタリティ業界の次世代リーダー育成プログラム「ネクストリーダーズ2025北海道」を実施する。

 北海道エリアの宿泊業・外食業が抱える問題など、食と観光に関する最新情報・課題解決のヒントが満載のセミナーが2日間催される。

 この件についての問い合わせ先は、日本能率協会経営・人材革新センターTEL03(3434)3453(平日9時~17時)。


昨年の様子

 
 
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