
未来のモビリティー見据え成長戦略 輸送モードのベストミックス構築へ
四つのアプローチ推進
JR東日本の喜㔟陽一社長は9日の定例会見で、7月に発表したグループ経営ビジョン「勇翔2034」で掲げた「モビリティ」と「生活ソリューション」の二軸経営による成長戦略の具体化に向けて、モビリティ事業として初めての中長期成長戦略「PRIDE & INTEGRITY」を策定したと発表した。20年後の2045年の未来のモビリティーを見据え、10年後の姿と成長戦略を構築。四つのアプローチを掲げ、「勇翔2034」で掲げた31年度の売上高4兆円超という数値目標のうち、モビリティ事業は24年度比2000億円超の増加となる2兆円超を目指す。
PRIDE & INTEGRITYの名称には、モビリティ事業に従事する社員一人一人が、プロフェッショナルとしての「誇り(PRIDE)」と「誠実さ(INTEGRITY)」を原動力に仕事に取り組み、「当たり前」を超え飛躍的な成長を目指していくとの思いを込めた。【記事提供:交通新聞】
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