
日本政策金融公庫はこのほど、中小企業景況調査の今年8月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比8.5ポイント減のマイナス9.2。2カ月ぶりの下降で、マイナス水準は今年3月から6カ月連続となった。最終需要分野別では、食生活関連がマイナス水準に落ち込んだ。
DIは売り上げが前月比で増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は8月中旬、同公庫取引先の900社に行い、575社から有効回答を得た。
6の最終需要分野別では、建設関連が同6.5ポイント増の3.3と、唯一のプラス水準となった。食生活関連は同22.5ポイント減のマイナス11.4と、3カ月ぶりにマイナス水準に落ち込んだ。
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