
D+民泊のイメージ
2018年に設立されたダイナミックプラス(東京都新宿区)は需要に応じて価格を弾力的に変動させて、利益の最大化を図る「ダイナミックプライシングサービス」を展開・推進している。
旅館・ホテルに対しても、レベニューマネジメントシステム「D+(ディープラス)」を提供し、老舗旅館を皮切りに、ビジネスホテルやリゾートホテルなど全国約40施設で採用されている。
先月末には昨今の訪日外国人旅行者の急増に伴い、民泊事業向けに特化したダイナミックプライシングサービス「D+民泊」を新たにリリースした。
サイトコントローラ―「Beds24」と連携するこのサービスは、同社がスポーツ領域や高速バスなど数多くの業界で培ったAIを活用して需要の予測を行う点が最大の特徴。
「予約傾向に加えて、当社の株主であるチケット会社が販売する日本全国で開催されるイベント情報のデータを網羅すると同時に、天候や競合施設の価格動向を加味した独自に持つ外部データなどを組み合わせて最適な宿泊料金を自動算出する」と同社。
「これにより、運営者の経験や感覚に頼らず、データドリブン(データに基づいて客観的な意思決定や戦略立案を行う考え方や手法)での価格設定が可能」と説明する。
また、1部屋あたり月額4千円で導入できるほか、OTAへの自動反映により、収益の最大化と価格設定業務の効率化も図れる。
さらに、業界初となる日本語対応のサポート体制を設けたことで、導入から運用までをスムーズにサポートし、民泊事業者の収益向上と業務効率化に万全を期す点もポイント。
この件に関しての問い合わせ先はダイナミックプラスTEL03(5213)4155。
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